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製造業の誤解を解く|ホームページは広告費でなく“自社資産”である理由
製造業の誤解を解く|ホームページは広告費でなく“自社資産”である理由
「ウチの業界はホームページで仕事が取れるわけじゃない」
「作ってもすぐに効果が出ないから費用対効果が見えづらい」
こうした理由から、ホームページを「広告費」「コスト」として捉える製造業の企業は少なくありません。
しかし、事業承継やデジタル化が進む今、ホームページは“広告”ではなく、“企業の資産”として運用するべきフェーズに入っています。
この記事では、製造業がWebサイトに抱く誤解を紐解きながら、「自社資産」として捉えるべき理由と、価値を高める運用方法をご紹介します。
なぜ製造業では「広告費」と誤解されるのか?
製造業では、ホームページを「広告=目に見える効果が出なければ意味がない」と認識するケースが多くあります。
これは、以下のような業界特有の事情が背景にあります。
- 既存取引先との関係でビジネスが成立している(新規営業が少ない)
- 製品や技術がニッチで、ネットで探す対象になりにくい
- 展示会や紹介などアナログ営業が中心で、Webの必要性を感じにくい
このような環境では、「Webに投資しても数字で効果が見えない=ムダな出費」と考えがちです。
しかし、これは大きな機会損失を招いている可能性があります。
ホームページが“資産”と呼べる3つの理由
ホームページは、単なる宣伝ツールではありません。長期的に育て、活用すれば、企業にとっての大きな資産となります。
- 1. 蓄積される情報資産
製品情報、技術力、社内設備、実績などをWeb上に掲載することで、「会社の強み」が蓄積されていきます。 - 2. 営業活動を支援する資産
新規商談時にURLを提示するだけで、信頼のある情報を届けられる“営業ツール”になります。 - 3. 採用・広報・承継に使える多機能資産
求職者、取引先、銀行、行政、後継者…さまざまなステークホルダーとの接点となります。
こうした積み上げ型の「見えない価値」こそが、広告とは異なる“資産性”の証です。
活用次第で営業力が変わる!製造業におけるWebの使い方
製造業がホームページを“資産”として活かすには、「使い方」に意識を向ける必要があります。
- 展示会前後にWebで補足情報を公開する
名刺交換した方が、後でWebに訪れたときに納得できる内容を整えておく。 - 提案資料の代わりにWebのページを案内する
製品仕様や加工範囲、Q&Aをページにまとめて、商談をスムーズにする。 - 社長・技術者の想いや背景を可視化する
決め手となる「人」の魅力や信頼感をWebで伝える。
「営業を補助する」「自分の代わりに働いてくれる」存在として使えるのが、Web資産の強みです。
資産価値を高めるホームページの条件
Webサイトを資産化するには、以下のような要素が不可欠です。
- 定期的に更新できる構造(CMS)
WordPressなど、自社で管理・更新できる体制が重要です。 - 自社の強みが「言葉」と「写真」で伝わる
技術だけでなく、人や考え方が見える内容にすることで、信頼性が向上します。 - 目的別の導線が整っている
お問い合わせ・採用・取引希望など、それぞれのユーザーに合わせた動線を設計します。
テンプレート的なデザインではなく、“自分たちで考えた構成・言葉・写真”によって作られたホームページは、唯一無二の資産になります。
まとめ:次世代へ引き継げる「営業資産」としてのWebへ
ホームページは、単なる広告費ではなく、企業の姿勢と価値を伝える「営業資産」であり、「ブランディング資産」です。
特に事業承継を控えた企業にとって、次の世代に誇れる形で会社を“見える化”しておくことは、大きな意味を持ちます。
これからの製造業は、「情報の出し方」も競争力のひとつ。
WordPressで運用することで、自社の資産としてWebを育て、次世代へつなげる第一歩を踏み出しましょう。
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