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後継者が語る「想い」をデザインに落とし込む方法とは

2025.5.21コラム,事業承継

後継者が語る「想い」をデザインに落とし込む方法とは

事業承継において、後継者がいくら立派な理念や経営ビジョンを語っても、それが社員や顧客に届かなければ意味がありません。
特に中小企業では、“創業者の背中”と“現場の空気”が企業文化そのものであり、言葉だけで想いを伝えることは簡単ではありません。
その想いを、デザインという“見える化”の手段でどう伝えるか——本記事では、ビジュアルや構成、コピーを通じて想いをかたちにしていく方法を解説します。

なぜ『想い』を伝えることが重要なのか?

事業承継で最も大切なのは“理念”や“想い”を次世代に受け継ぐことです。

単に役職が引き継がれるだけでは、社員や取引先は安心できません。
「どんな未来を目指しているのか」「何を大切にしたいのか」といった後継者自身の言葉が、会社のこれからを形づくる大切な指針となります。
想いが浸透することで、社内の一体感や外部からの信頼感も自然と育まれていきます。

言葉だけでは伝わらない“共感の壁”

理念や想いを“語るだけ”では、なかなか共感は得られません。

特に事業承継のタイミングでは、「言っていることは正しいけど、実感がわかない」という受け手の心理的距離が生まれがちです。
この“共感の壁”を越えるためには、言葉だけでなく、目で見て感じられる形にして伝える必要があります。
だからこそ、想いを“デザイン”として落とし込むことが有効なのです。

後継者の想いをデザインに落とし込む3つのステップ

後継者の想いを具体的に“見える化”するには、次の3ステップが効果的です。

  1. 言語化:後継者のビジョン・価値観を、インタビューや対話を通じて文章にまとめる
  2. ビジュアル化:その言葉に合うトーンの写真、色、レイアウト、アイコンなどを選定する
  3. 共有化:Webサイト、会社案内、社内掲示などで、繰り返し伝える環境をつくる

伝わるビジュアルのために大切な視点

想いを“見せる”ために、どんな工夫ができるでしょうか?

ビジュアルは、単におしゃれにすることが目的ではありません。
大切なのは、“らしさ”と“誠実さ”を伝えること。
例えば、後継者と社員が並んで笑顔で写る写真や、実際の現場を写したイメージは、どんな言葉よりも信頼感を与えることがあります。
また、トーン&マナーを統一することで、社内外に一貫性のあるメッセージが届きます。

まとめ|“想い”を形にして次世代に継ぐために

最後に、デザインを通じて“想いを残す”ことの意味をまとめます。

事業承継は、単なる経営交代ではなく“物語のバトンリレー”です。
後継者が語る想いを、社内外に伝わるビジュアルやコピーで丁寧にかたちにすることが、承継後の信頼や一体感を生み出す第一歩となります。
まずは、言葉をかたちにする——そのためのデザインの力を最大限に活用していきましょう。

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