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介護業界で働く人の声を活かす|共感を生む採用コンテンツのつくり方
2025.11.12ブランディング
介護業界で働く人の声を活かす|共感を生む採用コンテンツのつくり方
介護業界では、「人手不足」「離職率の高さ」という課題が長く続いています。
その中で最近注目されているのが、「働く人の声」を中心にした採用コンテンツです。
求職者が知りたいのは、制度や条件よりも、「どんな人が、どんな想いで働いているのか」というリアルな情報。
現場の声を発信することで、共感や信頼が生まれ、「ここで働いてみたい」と思ってもらいやすくなります。
この記事では、介護業界の採用において“人の声”をどのように活かせばいいのかを、
わかりやすく具体的に紹介します。
「働く人の声」が採用で大切にされる理由
介護の仕事は「人と向き合う仕事」です。だからこそ、職場の雰囲気や人間関係、スタッフ同士の想いが伝わるかどうかが、応募の大きな決め手になります。
どんなに福利厚生が整っていても、働く人たちのリアルな姿が見えなければ、求職者は不安を感じてしまいます。
「働く人の声」があると、こんな効果が生まれます。
- ・応募前に職場の雰囲気をイメージできる
- ・「自分にもできそう」と感じてもらいやすい
- ・職員が自分の仕事に誇りを持てるようになる
つまり、現場の声は採用にも定着にも効果がある“財産”なのです。
現場の声をどう活かす?共感を生む3つの工夫
「職員インタビューを載せたけど反応がない…」という声もよく聞きます。
それは、ただ“紹介する”だけで終わっていることが多いからです。
共感を生むには、見せ方と伝え方にちょっとした工夫が必要です。
- ① ストーリーとして伝える
「入社のきっかけ」「成長のきっかけ」「印象に残っている出来事」など、エピソードを交えて紹介することで、人柄が伝わります。
文章は短くても、“その人らしさ”が見える構成にするのがポイントです。 - ② 写真で「雰囲気」を見せる
笑顔の写真、入居者との会話、チームの打ち合わせ風景など、自然な表情の写真を使いましょう。
写真を見るだけで「ここはあたたかい職場だな」と感じてもらえます。 - ③ 言葉のトーンをそろえる
たとえば全員が「介護の仕事は大変だけどやりがいがある」と言っていても、
それぞれの表現がバラバラだと伝わりにくくなります。
文章を整えて、前向きなトーンで統一すると、印象がぐっと良くなります。
どんなカタチで発信すると伝わるのか
働く人の声は、「載せ方」次第で反応が大きく変わります。
おすすめは、以下のようなシンプルで見やすい形です。
- インタビュー記事:1人あたり見出し+Q&A形式で構成。3〜4問ほどに絞ると読みやすい。
- 動画インタビュー:1〜2分程度で、話す姿や声のトーンをそのまま伝える。
- 写真と一言コメント:SNSでも活用できる。短い言葉でも“想い”が伝わる。
ポイントは、難しい言葉や専門用語を使わず、“その人の言葉”をできるだけそのまま載せること。
少し不器用な表現でも、そのほうがリアルで共感されます。
小さく始めて続けるためのポイント
いきなり大きな特集ページを作る必要はありません。
まずは、1〜2名の職員インタビューからスタートするのがおすすめです。
少しずつ更新を重ねることで、採用ページ全体に“人の温かさ”がにじみ出ていきます。
続けるコツは次の3つです。
- ・定期的に「新人」「ベテラン」「異業種からの転職者」などテーマを変えて紹介する
- ・撮影や取材を行う日を「毎月◯週目」など、ルール化する
- ・SNSや社内報にも同じ内容を流用して発信する
WordPressなどで採用ページを運用している場合は、“スタッフ紹介”をブログ形式で投稿すると更新が簡単です。
現場発信の文化が根づくことで、会社の魅力も自然と伝わっていきます。
まとめ|“人の想い”が伝わる採用へ
介護の仕事の魅力は、「人と人との関わり」にあります。
その魅力を一番よく知っているのは、現場で働くスタッフ自身です。
彼らの声を集め、発信することは、何よりも強い採用ツールになります。
大阪本町に拠点を置く株式会社リバースでは、
介護・福祉業界を中心に、「人の声」を軸にした採用ブランディングをサポートしています。
取材・撮影・デザイン・Web更新まで一貫対応し、現場の想いを“伝わるカタチ”に。
採用ページを通して「働く人のリアル」を届けることで、共感から始まる採用を実現します。
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