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CASE STUDY

製造業の人材採用を念頭においた、企業ブランディング及びコーポレートサイトをトータルプロデュース

製造業の人材採用を念頭においた、企業ブランディング及びコーポレートサイトをトータルプロデュース

Project:企業ブランディング及びコーポレートサイトをトータルプロデュース

Client:上田木材株式会社

上田木材株式会社は、当業界にて70年近く事業を営んでこられた老舗の企業です。戦後すぐに先々代が創業し、現代表が三代目として平成17年に代表就任されました。自社はもちろん、当業界の背景や伝統を守るために何ができるのか真摯に向き合う中で、今の時代にあってコーポレートサイトは必須であると考えたそうで、この度、ゼロからコーポレートサイトの制作をご相談いただきました。

PROCESS1 創業からの沿革と自社への思いを入念にヒアリング。

ただの企業紹介には終わらない、
ものづくりへの熱い思いをしっかりと伝えたい

上田木材様は材木問屋として創業し材木の卸売業を本業としながら製材加工のほか、パレットや木箱の製作など小ロットからきめ細かくご要望に応えておられます。
上田木材としての歴史をヒアリングする中で、昔から贔屓にしてくださる顧客様を大切にし、もちろん新規のご依頼にも真摯に対応する姿勢、そして、同業者との共存、社員のみなさんとの和気あいあいとした関係、何より、ものづくりへの熱い思いが伝わってきました。

●サイトで発信したい情報を整理。

今回、コーポレートサイトを制作しようと思われたきっかけは、もうひとつあります。
業界的に人出不足が続き、求人媒体に掲載しても反応がない、選んでもらえない。その理由のひとつとして、会社情報が開示されていないことではと上田社長は結論づけられました。
サイトを制作する上で、ただ一般的な会社概要が記載された簡易なものではなく、しっかりと自社のこだわりや思いを伝え、その自社の理念に共感し、同じ思いのもと長く働いてくれる人と出会いたいと思ったということでした。

PROCESS2 トップページのメインコピーとなるワードの抽出。

美化しすぎず、カッコつけすぎず、
等身大で思いを表現したい。

ヒアリングしていく中で、「代表の人柄=企業姿勢であること」と、結論がでました。ヒアリングから出たワードは以下の通りです。

・取引先との付き合いは、信頼こそが第一。
・適材適所と安定供給。ちょうどいい物を。
・小ロットや大型注文、そこに区別はない。
・誠実に、伝統を守り続ける。
・地元に根づき、幸せな暮らしに貢献する。
・どうせなら、見えないところにもひと手間かける。
・今ここに上田木材があるのは、皆様のおかげ。
・皆様の信頼に応え、皆様と一緒に地域、業界の発展や社会に貢献したい。

●「みなさまと、ともに」に決定した理由。

ヒアリングする中で、何より印象的だったのは、自社の利益だけを求めていないこと。それは、クライアント自身が、恩師にいただいた言葉に秘められた意味を大切に、「利他共栄の精神」を自身のモットーとされているということに由来するそうです。
そこで、その思いをストレートに、しかも、端的に表すワードとして「みなさまと、ともに」をトップページのメインコピーとしてご提案しました。

PROCESS3 上田木材のこだわりを、カメラで可視化!

作っているのは私たちです。
こんな風にこだわって作業しています。

トップページのヘッダー画像に、社員の集合写真、俯瞰で捉えた作業現場、スタッフのものづくり風景を配しました。

●企業姿勢をストレートにビジュアルで見せる。

仕事をしているスタッフの「顔」や「作業」をリアルに見せることで、上田木材の企業姿勢がストレートに表現できるのではと検討し、ご提案させていただきました。
撮影当日は皆さん少し緊張されていましたが、自社の姿勢を見せたいという共通の思いは、私たち制作スタッフにも伝わってきました。皆さん撮影には協力的で、「丁寧な仕事ぶり」「安全性への配慮」「清潔感のある現場」を、カメラにおさめることができたと思います。

PROCESS4 取引先、求人で、思いが伝わるWEBサイトを。

伝えたい思い、知ってほしい姿勢を、
届けたいみなさまに向けて。

コーポレートサイトを進めるにあたって、あらかじめヒアリングした内容をフレームワークに落とし込み内容を決めていきました。興味を持ってもらった方がサイトをご覧になり、上田木材とはこんな会社だと知ってもらうことで、信頼につながる構成をめざしました。

●企業姿勢をストレートにビジュアルで見せる。

画面デザインとキャッチコピーを共同作業で進め、あとは撮影画像で仕上げていくという流れで進行。あらかじめ構成を決めておくことで、撮影しながらサイトに必要な空気感をしっかり捉えることができました。当初からのオーダー通り、取引先、求人で、「思いが伝わる」ことに配慮したご提案に努めました。

Interview

運営会社代表の上田様に、
当社の対応について感想をうかがいました

創業以来、ホームページを制作したことがなく、求人媒体に掲載しても思うような成果が得られませんでした。そこで、カメラマンの方のご紹介でリバースさんにご相談させていただきました。
まずは、初めての打ち合わせで、ホームページを制作したい経緯をお話しし、用途や企業姿勢など、私の思いをとにかく洗いざらいお伝えしました。
また、集客のためによく見るランディングページではなく、お客様や取引業者様に、私たちの仕事の考え方や思いが伝わるサイトをご提案してくださいと、お願いしました。ヒアリングに来社いただき、私の思いを引き出し、うまくコピーとしてまとめていただいてとても満足しています。でき上がったサイトのデザインも、他社とは違うイメージで、予想以上の仕上がりです。