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待遇より“空気感”が伝わるかどうか|介護の職場ブランディングとは

2025.6.3コラム,ブランディング

待遇より“空気感”が伝わるかどうか|介護の職場ブランディングとは

介護の求人が多い中で、「待遇は良いはずなのに応募が来ない」「人が定着しない」という課題を抱えている施設は少なくありません。

給与や勤務時間などの条件面だけでは、求職者の心に響かない時代。
彼らが知りたいのは「この職場に自分は馴染めるか?」「どんな人たちと働くのか?」といった、現場の“空気感”です。

この記事では、介護業界における職場ブランディングの必要性と、“空気”を伝える具体的な方法をご紹介します。

なぜ介護の現場に“空気感”が重要なのか?

介護の仕事は、人と人との関係性の中で成り立っています。
そのため職場の「雰囲気」や「人間関係」が仕事の継続意欲に直結します。

  • ・チームの関係性は良好か
  • ・新人へのサポート体制はあるか
  • ・スタッフが笑顔で働けているか

求職者にとって、こうした要素が「ここで働いてみたい」と感じるかどうかの判断基準になります。

条件だけでは伝わらない職場の魅力

求人票には給与・勤務時間・仕事内容が明記されますが、それだけでは「職場の雰囲気」は伝わりません。

むしろ、どこも似たような条件に見えるため、差別化が難しくなり、求職者にとって選びにくいという状況が起きています。

実際には、「スタッフ同士の仲の良さ」「家庭と両立しやすい雰囲気」「風通しの良い風土」など、条件以上に働く人の心理に影響する要素があるはずです。

それを可視化・言語化して伝えるのが、職場ブランディングの力です。

介護施設に必要な「職場ブランディング」とは

ブランディングというと大企業の話に聞こえるかもしれませんが、中小規模の介護施設こそ取り組むべきです。

職場ブランディングとは、自社の働き方・文化・人間関係を“分かりやすく伝える工夫”のこと。

たとえば、以下のような要素がブランディングにつながります:

  • ・実際に働くスタッフの声
  • ・施設内の雰囲気が伝わる写真
  • ・「大切にしている考え方」や理念

こうした情報を、ホームページや採用パンフレット、SNSで発信することが大切です。

言葉と写真で“空気”を伝える方法

「空気感を伝える」には、ビジュアルとストーリーの力が欠かせません。

  • ・笑顔のスタッフ写真:実際の仕事中や休憩中の自然な表情が効果的
  • ・スタッフインタビュー:「なぜここを選んだか」「続けられる理由」を掲載
  • ・一日の流れや業務紹介:業務の見える化で不安を減らす

特に介護の現場は、言葉より「表情」や「人の雰囲気」で伝わることが多く、フリー素材では伝えきれない“温度感”があります。

今日からできるブランディングの第一歩

「予算がない」「時間が取れない」と感じている施設でも、小さな一歩から始められます。

  • ・スタッフの写真を撮ってSNSに投稿
  • ・スタッフに一言メッセージをもらい、サイトに掲載
  • ・施設内の飾りつけや掲示物を紹介

ありのままの姿を、少しだけ丁寧に伝える。
それだけでも、求職者にとっては大きな安心材料になります。

まとめ

介護の採用で大切なのは、条件の良さだけでなく「自分が働けそうだ」と思ってもらえるかどうか。

そのためには、職場の“空気感”を写真・言葉・ストーリーで伝えるブランディングが欠かせません。

介護の仕事は「人」そのものが価値になる仕事。
だからこそ、スタッフ一人ひとりの存在が見える発信が、人を惹きつける力になるのです。

まずは、自分たちの現場の魅力を再発見するところから、始めてみませんか?

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