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「なんとなく撮る」はNG!ブランディングに効く撮影のポイント
「なんとなく撮る」はNG!ブランディングに効く撮影のポイント
企業のWebサイト、採用パンフレット、SNS投稿——
あらゆる場面で登場する「写真」や「動画」ですが、その撮り方や見せ方を戦略的に考えたことはありますか?
「とりあえず撮っておく」「過去の素材を流用する」
そんな“なんとなくの撮影”が、実は企業イメージを損ねているかもしれません。
この記事では、中小企業やブランディング初心者の方でも実践できる「魅せる撮影」の考え方とポイントをご紹介します。
伝えたい想いや雰囲気をビジュアルで効果的に届けるために、ぜひご活用ください。
なぜ「撮影」がブランディングに重要なのか?
写真や動画は、文字よりも早く・強く人の印象に残る「視覚の言語」です。
たった1枚の写真が、「この会社は明るそう」「堅そう」「今っぽい」といった企業のイメージを形成します。
つまり、ビジュアルはブランドの“顔”とも言える存在。撮影次第で、見る人の感じ方が大きく変わるのです。
特に、以下のような場面では撮影の質が企業ブランディングに直結します。
- 採用サイトや会社案内で「働く雰囲気」を伝える時
- 新商品・サービスを告知するプロモーション
- SNSやブログで親近感・共感を得たい時
よくあるNG撮影とその理由
「撮ってはいるけど、成果につながっていない」
そんな場合は、撮影自体が“目的”になってしまっている可能性があります。
以下はよく見られるNG例と、その問題点です。
- ● とりあえず集合写真を撮るだけ:
人物の表情やシーンの背景にストーリーがないと印象が弱い - ● 社内の明るさや背景を気にしていない:
暗く雑多な印象になり、企業イメージを損なう - ● 過去の素材をそのまま流用:
現在の雰囲気や社員が反映されず、共感が得られない
「何を伝えるか」が決まっていない状態で撮影すると、写真に目的も温度もなくなります。
“伝わる”写真・動画にするための撮影ポイント
では、どのような視点で撮影を行えば、ブランディングにつながる写真・映像になるのでしょうか。
以下は実際の企業撮影でも重要視している3つのポイントです。
- 1. 感情を伝える表情や動作:
笑顔、集中、対話など「動き」や「温度」が伝わる瞬間を逃さない - 2. 背景に意味を持たせる:
職場らしさ・文化が伝わる空間(白壁よりも業務風景や掲示物など)を選ぶ - 3. 余白や構図にこだわる:
パンフレットやWEBでの使いやすさを考え、余白・天地・横長構図も意識
写真は見た目の美しさだけでなく、「誰に、何を伝えるか」という意図がセットになって初めて“使える”素材になります。
撮影前に準備すべき3つのこと
実は、撮影の成否は「撮る前」に決まっていることが多いです。以下のような事前準備をおすすめします。
- 1. 目的の言語化:
「この写真で何を感じてほしいか」「誰に向けて発信するのか」を明確にする - 2. シーン設計:
「対話する」「作業する」「笑い合う」など、具体的なシーンを台本のように描く - 3. 衣装や環境の確認:
統一感のある服装、散らかっていないデスクなど、印象を整える要素も事前に調整
これらの準備ができていれば、限られた時間でも「伝える写真」を確実に撮ることができます。
まとめ|写真は企業イメージを左右する重要資産
ブランディングの本質は、「共感」と「信頼」をどう生み出すかです。
そのためには、言葉だけでなく“視覚”から伝わる印象がとても重要になります。
撮影は、ただの作業ではなく「ブランド表現の一部」として捉えましょう。
なんとなく撮るのではなく、目的・意図・構成を明確にし、見る人の心に届くビジュアルを設計していくことが大切です。
撮影クオリティを上げることは、採用力の強化や営業ツールの向上にもつながります。
まずは一度、自社の写真・動画が「伝えたい価値」を映しているか、見直してみてはいかがでしょうか。
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