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「動かないWordPress」はもう古い|JavaScript+WPでできる最新サイト事例
「動かないWordPress」はもう古い|JavaScript+WPでできる最新サイト事例
ページが切り替わるだけ、要素は一切動かない
——そんな“静的なWordPress”は、もう過去のものになりつつあります。
今のWebでは、スクロールに合わせて情報を見せる工夫や、ボタンに触れたときの小さな反応など、
動きが「読みやすさ」と「分かりやすさ」を支えています。
しかも、WordPressでも十分に実現可能。
JavaScriptを正しく使い、編集画面から調整できる仕組みを用意すれば、
表現力と更新のしやすさを同時に手に入れられます。
なぜ今“動くWordPress”が当たり前なのか
ユーザーはスマホで素早く情報を見つけたいと考えています。
そこで役に立つのが、視線を自然に誘導する“動き”。
見出しがふわっと現れる、要点が段階的に表示される、押したボタンが手応えを返す
——こうした小さな体験が滞在時間や理解度、問い合わせ率に影響します。
WordPressでも、テーマとブロックの設計を工夫すれば、こうした表現を無理なく実装できます。
JavaScript+WordPressでできること
難しい専門用語は不要です。できることをやさしく言い換えると、次の3つに集約されます。
- ・ 見えたら出る:スクロールに合わせて要素が現れる
- ・ 触れたら反応:ホバーやタップでボタンが気持ちよく動く
- ・ 切り替えがスムーズ:タブ・スライド・アコーディオンで情報を整理
これらは“派手さ”ではなく“読みやすさ”のための動き。だからこそ、どのサイトにも応用できます。
最新ユースケース(事例パターン集)
実名の紹介ではなく、よく使われるパターンを「どんな場面でどう効くか」という視点でまとめます。
自社サイトに置き換えてイメージしてみてください。
ケースA|採用サイト:職場の空気を“体感”で伝える
トップで社員の写真がゆっくり現れ、続くセクションで仕事内容が一枚ずつスライド。
応募ボタンは触れるとわずかに持ち上がり、安心して押せます。結果として離脱が減り、応募フォームへ自然に誘導できます。
ケースB|製品・サービス:特徴を順番に理解させる
スクロールすると、機能やベネフィットが順に表示。
難しい説明は、タブやアコーディオンで「必要なときだけ開く」方式に。
ページが長くても迷いにくく、問い合わせまで辿りつきやすくなります。
ケースC|事例紹介:ビフォー/アフターを見比べやすく
事例カードは一覧でスッと立ち上がり、詳細では写真をスライドで切り替え。
導入前後の数値は、視線を誘導する軽いアニメーションで強調。
読み飛ばされがちな実績も、印象に残りやすくなります。
ケースD|キャンペーンLP:スピード重視でインパクト
ファーストビューのコピーが数百ミリ秒で現れ、次に特典を強調。
フォーム近くには、入力完了までのステップ表示を置き、送信ボタンは押下後に状態を変えて安心感を演出。
無駄な装飾は省き、効果が出る動きに絞ります。
実装の考え方:軽さと運用性を両立
“動くサイト”で失敗しがちなのは、重くなること。
私たちは画像を軽くし、必要なページだけに機能を読み込む設計にします。
スマホでは動きを控えめにし、表示の速さを優先。さらに、動きの部品を「パーツ化」しておくことで、
増ページしても壊れにくく、長く使えるサイトになります。
ブロックエディタで「動き」を編集可能に
公開後は社内で更新したい
——そのために、WordPressの編集画面から“動きの強さ”や“出てくる方向”“遅らせる時間”などを選べるようにします。
よく使うセクション(ヒーロー、カード一覧、FAQ、CTA)はブロックパターンとして登録。
誰が編集しても世界観と品質が揃います。
誰でも使いやすい“意味のある動き”
動きは飾りではありません。次に読む場所を示す、押せたことを知らせる、待機中であることを伝える
——そんな“意味のある動き”が、使いやすさを上げます。
動きを苦手とする方向けにアニメーションを弱める設定を用意し、コントラストやタップのしやすさにも配慮します。
まとめ|まずは小さく試して効果を体感
「動かないWordPress」はもう古い。
JavaScriptとWordPressをうまく組み合わせれば、
読みやすく、覚えてもらえて、更新もしやすい“今どきのサイト”が手に入ります。
まずはトップの一部や記事の見出しだけなど、小さく試して効果を見てみませんか。
「自社サイトのどこを、どう動かすと効果が出る?」——そんな相談から歓迎です。目的に合った最小構成をご提案します。
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