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JavaScriptもおまかせ!アニメーション×UXで魅せるサイトづくり
JavaScriptもおまかせ!アニメーション×UXで魅せるサイトづくり
見た目はきれいなのに、なぜか印象に残らない。
ページはあるのに、最後まで読まれない。そんなときに効くのが「アニメーション×UX(ユーザー体験)」です。
JavaScriptで“ちょうど良い動き”を加えると、視線が自然に進み、操作の不安が減り、内容が頭に入りやすくなります。
派手さではなく、伝えたいことが届くための動き。デザイン会社としての目線で、やさしく解説します。
なぜ“動き”がUXを良くするのか
人は動くものに目が向きます。見出しがふわっと現れる、ボタンが軽く反応する、読み込み中は状態がわかる
——こうした小さな体験が「読みやすい」「使いやすい」につながります。
結果として、滞在時間が伸び、問い合わせや応募といった行動にも結びつきやすくなります。
どんな場面で効果が出る?
たとえば採用サイトなら、社員の写真やコメントを順に見せるだけで雰囲気が伝わります。
製品・サービスのページなら、特徴をスクロールに合わせて段階的に表示すれば、読む負担が減ります。
問い合わせフォームでは、入力エラーの部分を少し強調してあげるだけで、完了率が上がります。
- ・ トップの要点を順番に見せる(読み飛ばしを防ぐ)
- ・ ボタンやメニューが触った瞬間に反応(安心感)
- ・ フォームでどこを直せば良いかが一目でわかる(ストレス減)
JavaScriptで実現する主な表現
- ・ スクロール連動:見えてきた要素がふわっと出る/位置に応じて変化
- ・ マイクロインタラクション:ホバー・タップでボタンが軽く反応
- ・ 切り替えUI:タブ、アコーディオン、スライドで情報を整理
- ・ ページ遷移演出:切り替え時のちらつきを抑え、なめらかに
「やりすぎない」のがコツ。目的に合う最小限の動きだけを選びます。
デザインと動きのバランス
動きは強すぎると主役である内容を邪魔します。
私たちは、色・余白・写真の雰囲気を崩さない範囲で、時間(速さ)と距離(動く量)を控えめに設定します。
スマホではさらにシンプルに。指での操作を前提に、誤タップを招かない配置とリズムを整えます。
軽くて速い表示を守るコツ
いくら見た目が良くても、遅いサイトは見てもらえません。
画像は軽い形式(WebPなど)で出し、必要なページにだけスクリプトを読み込みます。
アニメーションは負荷の少ない方法(opacity と transform 中心)で実装。
スマホでは動きの密度を落として、サクサク感を優先します。
WordPress運用まで見据えた設計
公開後に社内で更新できることが大切です。
WordPressの編集画面(ブロックエディタ)から、出てくる方向や遅らせる時間、強さなどを選べる仕組みを用意します。
よく使うセクションは“ブロックパターン化”しておくと、誰が触っても崩れにくく、更新スピードも上がります。
制作フロー(相談〜公開まで)
最初に「どこで、なぜ、どの程度動かすか」を一緒に整理します。
短い動画や試作ページで雰囲気を確認し、PCとスマホで実機チェック。
公開前には、読み込みの速さ、フォームの操作感、画像の荒れなどを重点的に見ます。
公開後は更新レクチャーと簡単なマニュアルで、自走できる体制づくりまでサポートします。
まとめ|小さく試して大きく効かせる
アニメーションは“飾り”ではなく、“伝えるための手段”です。
JavaScriptで適切な動きを加えれば、読む・押す・理解するがスムーズになり、サイトの成果に直結します。
まずはトップの要点や、問い合わせまわりなど、効果が出やすい部分から小さく試してみませんか。
「どこをどう動かすと良い?」というご相談だけでも歓迎です。
目的に合う最小構成から、わかりやすくご提案します。
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