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「見つけてもらう」から「探される会社」へ|WEBリニューアルで変わる採用導線
「見つけてもらう」から「探される会社」へ|WEBリニューアルで変わる採用導線
「求人広告を出しても応募が来ない」
「紹介会社頼みで、採用コストがかさむ一方」
そんな声をよく聞きますが、本当に広告や人材会社の問題だけでしょうか?
実は、今の時代の求職者は「気になる企業を自分で検索し、調べ、判断して応募する」スタイルが主流になっています。
つまり、「見つけてもらう採用」から、「自分たちが探される企業」になるための工夫が必要なのです。
この記事では、採用導線の観点からWEBサイトをどう改善すべきか、リニューアル時の具体的な視点を解説します。
採用がうまくいかないのは「導線設計」の問題かも
求人情報を出しても反応が薄い。あるいは、説明会や面接に来た人の「熱量」が低い。
その原因のひとつは、求職者が「納得感」を得る前に応募してしまっているからです。
採用における導線設計とは、求職者が「どんな情報に触れ」「どの順番で共感し」「どうアクションを起こすか」を設計すること。
導線が整理されていないと、せっかくWEBサイトを訪れた求職者も、共感する前に離脱してしまいます。
「検索される会社」になるための視点
今の求職者は「気になる会社名を検索する」「InstagramやTwitterも見る」「社員の声を探す」など、能動的に情報収集しています。
そのため、次のような要素がある企業は、自然と探される存在になります。
- 「社名+採用」で検索されてヒットするページがある
- 働いている人の声や想いが見えるコンテンツがある
- 理念・ビジョンが言語化され、デザインにも統一感がある
検索やSNS経由で訪問された際に、明確なメッセージと“らしさ”を伝えられるかが重要です。
採用視点でWEBサイトを見直す3つのポイント
企業のコーポレートサイトや採用ページを「採用導線」という視点で見直すと、以下の改善点が見えてきます。
- トップページに採用導線を組み込む
サイトの入口から採用情報へすぐに誘導できるメニュー・バナーを設置しましょう。 - 「働く人」が見えるコンテンツの強化
社員インタビュー、代表メッセージ、職場風景などが掲載されていると、共感を生みやすくなります。 - スマホでの読みやすさ・導線
求職者の多くはスマホで情報収集します。モバイル対応・レスポンシブ設計は必須です。
リニューアルでは、単なるデザイン変更ではなく「採用体験」を設計する視点が求められます。
求職者が見ているコンテンツとは?
求職者が「働いてみたい」と感じるきっかけは、スペックや条件ではなく「人」「雰囲気」「理念」などの非数値的な要素です。
以下のようなコンテンツが、特に反応が良い傾向にあります:
- 社員のリアルな声:入社理由、働きがい、困ったこと
- 代表の想い:なぜこの事業をしているのか、どんな未来を描いているか
- 1日のスケジュール:実際の働き方がイメージできる
- 会社の風景:写真・動画を通じて“空気感”が伝わる
「この会社で働く自分が想像できた」と思ってもらえるコンテンツを用意することが、応募の後押しになります。
まとめ|採用力を持つWEBサイトが人を呼び込む
求人媒体や広告に依存せず、自社の価値を伝える採用導線をWEBサイトで設計する。
それが、これからの中小企業にとって欠かせない採用戦略です。
企業の“顔”であるWEBサイトを通じて、想いや人柄が伝わり、「この会社に出会えてよかった」と思える人とつながる。
そんな採用の形を目指して、まずは自社のサイトを見直すことから始めてみましょう。
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