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採用媒体に振り回されない!“見つけたくなる会社”を目指すブランディング設計
採用媒体に振り回されない!“見つけたくなる会社”を目指すブランディング設計
「求人広告に何十万円使っても応募が来ない」
「紹介会社経由では採用単価が高すぎる」
そんな悩みを抱える中小企業は少なくありません。
採用の難しさは「媒体の選定」や「広告の露出」だけでなく、自社の魅力が“伝わっていない”ことに原因があることも。
逆に言えば、自社の“らしさ”がしっかり伝わっていれば、「この会社に入りたい」と探してもらえる企業になることも可能です。
この記事では、「見つけたくなる会社」を目指すブランディング設計の考え方と、採用における情報発信のポイントを解説します。
なぜ、採用媒体に頼り続けると限界がくるのか
求人媒体は短期的な露出には有効ですが、以下のような課題もあります:
- 応募が来ても、ミスマッチが多い
- 掲載終了とともに、情報が見られなくなる
- 「どの会社も似たような表現」で差別化できない
このような「一時的で受動的な発信」では、本当に共感してくれる人材には届きにくいのが現実です。
さらに、広告に依存した状態が長く続くと、採用コストは膨らみ続け、採用の主導権を失ってしまいます。
“見つけたくなる会社”とはどんな企業?
「見つけたくなる会社」とは、求職者が能動的に検索したくなる、調べたくなる、話を聞いてみたくなる会社のこと。
その特徴は以下のような点にあります。
- 働いている人の“人柄”が見える
- 会社のビジョンや想いが言語化されている
- デザインに統一感があり、企業文化が伝わる
- 誰のために、なぜこの事業をしているかが明確
このように、スペックや条件ではなく「共感」を軸に採用活動を展開することで、長期的に自社に合う人材が集まる仕組みをつくれます。
ブランド設計で押さえるべき3つの要素
ブランディング=ロゴやデザインの話だけではありません。
採用につながるブランド設計には、以下の3つが大切です。
- 1. 言葉の設計(コンセプト・コピー)
企業理念・ミッション・ビジョンなどを、社員や応募者に“伝わる言葉”に翻訳すること。 - 2. ビジュアルの統一
ロゴ・色・写真などに一貫性を持たせ、視覚的にも「この会社らしさ」を感じられるようにします。 - 3. 体験の設計
WEBサイト、パンフレット、説明会など求職者との接点すべてに共通の印象を持たせること。
これらがそろってはじめて、「この会社、いいな」「なんか気になる」と思ってもらえる土台ができます。
採用サイトに反映させるべきブランディング視点
採用サイトやコーポレートサイトは、求職者との最初の接点です。
ここにブランディングの要素を反映させることで、「企業のファン」をつくることが可能になります。
特に注力したいポイントは以下の通り:
- 代表や社員のメッセージをテキストと動画で伝える
- 「1日密着」や「入社ストーリー」などの体験型コンテンツ
- 職場やチームの“空気感”がわかる写真の掲載
- 応募導線を自然に設計(CTAボタンの配置)
ブランディングは派手な演出ではなく、「自社のありのままの良さ」を“言葉とデザイン”で丁寧に伝えることから始まります。
まとめ|共感が採用の出発点になる
媒体や広告に頼らず、長期的に採用を成功させるには「選ばれる理由」を言語化し、視覚化し、発信することが不可欠です。
採用ブランディングによって、応募の質・定着率・企業文化の浸透がすべて変わります。
「自社らしさ」に自信を持ち、それを必要とする人にしっかり届く設計を、今こそ見直してみませんか?
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