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「ものづくりの現場」に人が集まらない理由と、採用ブランディングでできること

2025.6.3採用ブランディング,コラム

「ものづくりの現場」に人が集まらない理由と、採用ブランディングでできること

「人が来ない」「若手が応募してくれない」「求人広告を出しても反応がない」——。

多くの製造業や中小企業が抱える“人材難”の悩み。その背景には、業界に対するイメージギャップや、企業の魅力が正しく伝わっていないという課題があります。

この記事では、なぜ「ものづくりの現場」に人が集まらないのかを整理しながら、採用ブランディングによってどのように改善できるのかをご紹介します。

なぜ製造業の求人は集まりにくいのか?

まずは、応募が集まらない原因を明確にしましょう。以下のような「負の先入観」が多くの求職者に根付いています。

  • ・3K(キツい・汚い・危険)のイメージ:現場仕事は大変という認識が根強い
  • ・将来性の不安:「AIに取って代わられるのでは?」という誤解
  • ・会社の中身が見えない:求人票に載っている情報が機械的で魅力が伝わらない

特に若手層は「何を作っている会社か」よりも、「誰と、どんな雰囲気で働くのか」に関心を持っています。
この「企業の中身・人の雰囲気」を伝える努力がされていないと、他業界へ流れてしまうのは自然な流れです。

採用ブランディングが必要な理由

採用ブランディングとは、「この会社で働いてみたい」と思ってもらうために、企業の魅力や価値観を戦略的に発信する取り組みです。

これまでのように「募集要項だけ」で応募が来る時代は終わりを迎えています。今の求職者は、企業のSNS・ホームページ・口コミなど、あらゆる情報から「自分に合うかどうか」を判断しています。

採用ブランディングを導入することで、次のような効果が期待できます:

  • ・会社の魅力が明確になる
  • ・求職者に「選ばれる立場」になれる
  • ・ミスマッチの少ない採用ができる

限られた予算でも、今ある“強み”を見つけて丁寧に発信することで、自然と「共感した人」が集まる採用が実現できます。

人が集まる現場に変えるための3つのアプローチ

採用ブランディングを通じて、“ものづくりの現場”に新たな価値を与えるための具体的なアプローチを3つご紹介します。

① 人の魅力を伝える

「職場の雰囲気」や「一緒に働く人」が見えるだけで、安心感は大きく高まります。

  • ・社員インタビューをホームページに掲載
  • ・作業中の自然な写真を活用
  • ・動画で“現場の温度感”を伝える

 

② 仕事の意味を言語化する

若手は「なんのために働くか」に敏感です。製品や技術が、社会のどんな課題を解決しているのかを伝えましょう。

  • ・製品が使われているシーンの紹介
  • ・「お客様の声」や導入事例の掲載

 

③ 見た目で信頼されるデザインにする

古いホームページや採用パンフレットは、それだけで「時代遅れ」の印象を与えてしまいます。

  • ・スマホ対応の採用ページを整備
  • ・統一感のあるビジュアル(色・写真・フォント)を使用
  • ・ロゴやスローガンに今の想いを反映

「選ばれる会社」としての第一印象を、WEBでもきちんと整えることが重要です。

採用ブランディングの始め方

では、何から始めればよいのでしょうか?採用ブランディングは、以下のステップで段階的に進めるのが効果的です。

  • ① ターゲット設定:どんな人に来てほしいかを明確にする
  • ② 魅力の棚卸し:社内の強みや働く人の声を集める
  • ③ 採用ページの整備:ビジュアルと文章で「会社らしさ」を表現
  • ④ 発信チャネルの選定:自社サイト・SNS・求人メディアを使い分ける
  • ⑤ 社内浸透:社員も「魅力を語れる状態」にする

特別な投資がなくても、“見せ方”と“伝え方”の工夫で大きな変化を生むことができます。

まとめ

ものづくりの現場に人が集まらない原因は、「働く魅力が伝わっていない」ことにあります。
しかし、それは裏を返せば「伝え方を変えれば可能性が広がる」ということでもあります。

採用ブランディングは、単なるデザインの刷新ではなく、企業の「想い」や「価値」を届ける手段です。
未来を担う人材に向けて、今こそ“選ばれる理由”を発信する時ではないでしょうか。

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