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「掲載すれば来る」はもう通用しない時代|採用戦略の見直しポイントとは

2025.6.13採用ブランディング,コラム

「掲載すれば来る」はもう通用しない時代|採用戦略の見直しポイントとは

近年、「求人を出しても全く応募が来ない」「採用媒体に費用をかけても効果が薄い」といった声が中小企業から多く聞かれます。
それもそのはず。もはや“掲載すれば応募が来る”という時代は終わり、求職者は企業を選ぶ立場になっています。

特に若い世代を中心に、「企業の価値観」や「働く人の雰囲気」といった“共感”が重視されており、条件や待遇だけでは心を動かせないのが現実です。
この記事では、今の採用活動における課題と、戦略を見直すべきポイントをわかりやすく解説します。

なぜ求人を出しても応募が来ないのか?

単純に「応募がない」のは、会社の魅力が伝わっていないから。求人票やサイトを見た求職者にとって、自社が“働く価値のある場所”として映っていないことが最大の原因です。

  • 待遇や仕事内容の情報だけでは差別化できない
  • 求職者は企業の雰囲気や人間関係を重視している
  • SNSや口コミでの情報収集が主流になっている

求職者はあらゆる情報をもとに“企業の人柄”や“働くイメージ”を探しています。そこに自社の魅力が可視化されていなければ、スルーされてしまうのです。

採用市場の変化と企業の対応のズレ

かつては「条件が良ければ応募が集まる」時代でした。しかし今は、価値観の時代。企業文化や想いが求職者に共感されなければ、人は集まりません。

ところが、多くの企業はいまだに従来型の採用活動にとどまっています。

  • 職務内容や待遇の羅列だけの求人票
  • 情報が更新されていないコーポレートサイト
  • 社員の顔が見えない採用ページ

このような状態では、「この会社で働きたい」と思ってもらうことは難しいのが現実です。

“選ばれる会社”になるための採用ブランディングとは

採用ブランディングとは、企業の魅力や想いをデザインや言葉で可視化し、求職者に「共感される存在」になるための取り組みです。

具体的には、以下のような視点が求められます:

  • 企業の“らしさ”を一貫して伝える
    →ロゴ、Webサイト、パンフレット、SNSまで統一感を持たせる
  • 社員の声を発信する
    →現場のリアルな声が信頼と親近感を生む
  • 「なぜこの仕事をするのか」を語る
    →企業のビジョンや存在意義を示す

これらの積み重ねによって、求職者が「自分もここで働きたい」と自然に思える導線が生まれます。

今すぐ見直すべき3つの採用戦略ポイント

では、実際にどこから手を付ければよいのでしょうか。中小企業がすぐに見直せる3つのポイントを挙げます。

  • 1. 採用ページの構成を見直す
    ただの募集要項ではなく、「どんな人が働いているか」「社内の雰囲気はどうか」といった“人間味”の伝わる構成にする。
  • 2. 写真と文章にこだわる
    ストック写真ではなく、実際の社員・現場の写真を使用。
    コピーもテンプレではなく、企業らしい言葉で。
  • 3. WordPressなどで自社更新できる体制に
    スピード感のある情報発信が可能になり、SNSとの連携など柔軟な運用ができる。

まとめ|「待つ採用」から「伝える採用」へ

採用活動において、もはや「掲載すれば来る」は通用しません。
求職者が企業を選ぶ時代だからこそ、まずは「選ばれる存在」になる必要があります。

そのためには、自社の想いや文化をしっかり伝えること。そして、Webやパンフレット、SNSといった接点で、統一感と“らしさ”を表現することが重要です。

採用は、単なる募集ではなく、企業の未来をつくるブランディングの一環。
今こそ、自社の魅力を見直し、「伝える採用」へとシフトしていきましょう。

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