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IT導入補助金2019年のポイント
2019.3.25it導入補助金
★ IT導入補助金2019年のポイント ★
予算・採択数は大幅に減りますが、補助額が最大50万円から450万円にアップ。
例:900万円以上のシステム販売→450万円補助
対象:ソフトウェア、クラウド利用費、専門家経費等
ホームページ制作は対象外となる見込みです。
(代替する補助金制度については後述します)
★ 昨年との比較 ★
・予算100億円(2018年は500億円)
・補助額は最大450万円(2018年は50万円)、下限は40万円(昨年15万円)
(このため販売金額が80万円未満の
システムは申請対象外となります)
・補助率は昨年同様1/2、補助予定件数は約6,000件
(2018年は当初10万件の予算。実際は約63,000件採択)
★ 今後のスケジュールについて ★
2019年3月中には事務局が決定し、
その後、今春支援事業者登録・ITツール登録が行われると予想されます。
4月下旬・5月頭には補助金申請が開始される可能性があります。
★ 今年度について ★
2018年度実施分は、予算500億円、62,893件が採択されています。
補助額が50万円までだったため、
最大50万円として見積もっても×6万件=300億円程しか使われていません。
予算は200億円~は余ったと思われます。
これに比べ今年度のIT導入補助金は100億円、採択予定数は約6千件の見込みです。
補助額が最大50万円から、450万円に増えたことは大きなメリットですが、
予算は5分の1、採択見込み件数は94%減少(10万件→6千件)となっており、
難易度は高いと思われます。
最大450万円の補助金の採択を目指すには、
IT導入支援事業者(ベンダー)側で行う、
事業者登録とITツール登録の情報と
実際申請する補助事業者(購入者)側の
事業計画の策定を一体化させることが重要です。
予算が限られており、複数回公募された場合、
後で申請すれば採択率は大きく下がる可能性が高いでしょう。