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キャリア支援を体験で伝える|数字ではなく“気づき”で差をつける学校広報
2025.10.28オープンキャンパス,アカデミックデザイン
キャリア支援を体験で伝える|数字ではなく“気づき”で差をつける学校広報
学校の強みとして「就職率◯%」をアピールするパンフレットやWebサイトは少なくありません。
しかし、数字だけでは“なぜその結果が出ているのか”までは伝わりません。
今、求められているのは「学生がどのように成長し、気づきを得て就職へつながったか」を伝える広報です。
この記事では、キャリア支援を“体験”として伝えるための見せ方や、
学生のリアルな声を活かしたブランディングの考え方を紹介します。
「就職率」だけでは伝わらない時代
かつては就職率の高さが学校選びの大きな決め手でした。
しかし今の学生は、“数字の裏側”にあるプロセスやサポート体制を重視しています。
「どんなサポートを受けられるのか」「先生やキャリアセンターの雰囲気はどうか」といった、
リアルな学校生活や支援の姿を求めています。
そのため、単なる結果発信ではなく、
「どのように学生が成長していくか」を描くストーリー型の広報が求められています。
キャリア支援を“体験化”する広報の考え方
パンフレットやWebサイトでキャリア支援を紹介する際、
単に“制度”や“仕組み”を説明するだけでは印象に残りません。
大切なのは、学生が自分ごととしてイメージできる体験に落とし込むことです。
- キャリアセンターでの模擬面接風景の写真を掲載する
- 先輩が進路相談を受けているリアルな姿を見せる
- 「どんな気づきがあったか」を学生のコメントで伝える
こうした“体験描写”が、数字以上の説得力を生みます。
学生の気づきや成長を見せるコンテンツ設計
キャリア支援は結果よりもプロセスが大切です。
たとえば「最初は自信がなかった学生が、キャリア面談を通じてやりたいことを見つけた」といったストーリーは、
多くの受験生や保護者に響きます。
- ビフォーアフター形式:面談前と後で学生の変化を可視化
- 一日の流れ紹介:キャリアセンターを活用する学生のリアルな1日
- 「気づき」の言葉を抜粋:学生自身の声で語る経験の価値
このような“人の物語”を中心に据えたデザインは、
学校の温かみや支援の厚みを自然に伝えることができます。
キャリアセンターの存在を「ストーリー」で伝える
キャリアセンターは、学生の成長を支える大切な場所です。
その存在を単なる「サポート部署」として紹介するのではなく、
「学生と一緒に未来を考えるパートナー」として表現することが理想です。
- 先生や職員が学生と笑顔で話す写真を使用
- 支援担当者のインタビューを掲載
- 「学生の夢を一緒に応援する」姿勢を打ち出すコピー
キャリア支援の成果は制度ではなく、
“人と人との関わり”によって生まれるものであることを伝えることがポイントです。
まとめ|“体験の可視化”が信頼をつくる
数字で示す実績も重要ですが、それ以上に「どのように学生を支えているか」を伝えることが信頼につながります。
キャリア支援を“体験”として見せることで、
受験生が「ここなら自分も成長できそう」と感じる学校広報を実現できます。
パンフレットでもWebサイトでも、写真やストーリーを中心に構成し、
“支援の温度感”を伝えることが何よりのブランディングです。
数字の裏にある「気づき」と「成長」こそ、学校の本当の魅力です。
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