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WordPressで作るオープンキャンパス特設サイト|更新しやすく運用できる設計術
2025.10.28オープンキャンパス,アカデミックデザイン
WordPressで作るオープンキャンパス特設サイト|更新しやすく運用できる設計術
オープンキャンパスは、学校の魅力を直接伝える最も重要なイベントのひとつです。
しかし、せっかく企画しても「開催情報の更新が遅い」「スマホで見づらい」「イベントの雰囲気が伝わらない」など、Webサイトの設計で機会損失が起きているケースも少なくありません。
そこで注目されているのが、WordPressを活用したオープンキャンパス専用の特設サイト。
この記事では、情報をリアルタイムに発信しながら、学校の世界観も表現できるサイト設計のコツを解説します。
なぜオープンキャンパスに特設サイトが必要なのか
多くの学校が本サイト(公式サイト)内にオープンキャンパスのページを設けていますが、
イベントごとの情報発信やビジュアル訴求を行うには、特設サイトのほうが柔軟性があります。
特にSNS広告やLINE誘導と連動させる場合、専用LP形式の構成が効果的です。
また、特設サイトを設けることで以下のメリットがあります。
- 情報更新がスピーディ:次回開催や変更内容をすぐ反映できる
- イベントの世界観を統一:デザインやコピーを企画に合わせて展開可能
- アクセス解析が明確:キャンペーンごとの効果測定がしやすい
つまり、オープンキャンパスサイトは「集客施策の中心」として機能するWebツールなのです。
WordPressを使うメリット
WordPressを使うことで、専門知識がなくても担当者自身で更新・運用が可能になります。
毎回制作会社に依頼しなくても、次のような操作が自分たちで行えるのが大きな強みです。
- 開催日やイベント情報の更新
- 写真や動画の差し替え
- 参加申込フォームの管理
- 前回イベントのレポート投稿
さらに、WordPressはカスタム投稿機能を活用すれば、
「イベントごとにテンプレートを使って登録する」ような仕組みづくりも可能です。
担当者が入れ替わっても運用を継続しやすい点も、学校広報にとって重要なポイントです。
更新しやすい構成と設計のポイント
特設サイトは、一度作って終わりではなく「継続的に更新される前提」で設計する必要があります。
そのためには、次の3つの観点が重要です。
- ① 情報階層をシンプルに:「開催日」「申込」「体験内容」など、3クリック以内で目的に到達できるように設計。
- ② 写真中心の構成に:学生の笑顔や体験の様子をメインにし、雰囲気で“楽しさ”を伝える。
- ③ テンプレート化された入力項目:「日時」「場所」「体験内容」などを入力するだけでページが完成する仕組み。
特にスマートフォンでの閲覧最適化は欠かせません。
高校生の閲覧環境を意識し、縦スクロールで直感的に操作できるデザインが効果的です。
運用をスムーズにする管理体制の工夫
せっかく良いサイトを作っても、「更新できない」「情報が止まっている」と印象が悪くなってしまいます。
そこで、運用を前提とした体制づくりが重要です。
- 更新担当の明確化:広報・教職員・制作会社の役割を分担
- 更新チェックリストの作成:開催前・開催後で更新項目を整理
- バックアップとセキュリティ:WordPress保守契約でデータ保全
また、制作会社に「保守+更新サポート」を依頼しておくことで、
担当者の負担を減らし、常に最新状態を維持できます。
まとめ|“更新し続けられるサイト”が信頼を生む
オープンキャンパス特設サイトは、学校の魅力を体験として伝える重要なツールです。
そして、最も大切なのは「作って終わり」ではなく、“更新し続けられる仕組み”を整えること。
WordPressを活用すれば、担当者が手軽に情報発信でき、
キャンペーンやイベントのたびに生きた情報を届けることができます。
継続的な運用こそが、学生との信頼関係を育てるブランディングの第一歩です。
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