BLOG
大学案内パンフレット×Webで伝えるアカデミックブランディング
2025.10.28オープンキャンパス,アカデミックデザイン
大学案内パンフレット×Webで伝えるアカデミックブランディング
大学の広報において、パンフレットとWebサイトは「第一印象」を決める重要なツールです。
どちらも“情報を伝える媒体”であると同時に、大学の知的・文化的ブランドを表現する顔でもあります。
この記事では、大学案内パンフレットとWebサイトを連動させてブランド価値を高める
「アカデミックブランディング」の考え方を解説します。
歴史・真面目さ・就職実績など、大学が持つ信頼の軸をどうビジュアル化して伝えるか。
そのポイントを具体的に紹介します。
大学広報に求められる“信頼感と世界観”
高校生や保護者が大学を選ぶとき、「どんな学びができるのか」「将来につながるのか」が関心の中心になります。
しかし、その判断の多くは、パンフレットやWebサイトで受けた印象に左右されます。
近年の学生はデザイン感度が高く、見た目の印象から大学の“知的水準”や“雰囲気”を感じ取ります。
そのため、大学ブランディングにおいては、「誠実さ」「伝統」「知性」「人の温かさ」などを
デザインと構成でどう伝えるかがカギとなります。
パンフレットで伝えるアカデミックな価値
パンフレットは“手に取って体感できるメディア”として、大学の世界観を深く印象づける役割を持ちます。
特に、次の3つの要素を意識するとアカデミックなブランドイメージが強まります。
- ① 表紙デザイン:現役学生をモデルに起用し、知的で誠実な印象を演出。
- ② 学部・学科ページ:扉ページを設け、学びの始まりを象徴的にデザイン。
- ③ 数字の信頼性:就職率、資格取得実績、研究成果などをビジュアルでわかりやすく提示。
文字よりも写真を中心に構成することで、“雰囲気で伝わる信頼感”が生まれます。
研究シーンや学生の日常、教授との距離感などの写真は、
「真面目に学ぶ姿」を自然に表現する最も強いビジュアル要素です。
Webサイトで拡張するストーリーと体験
Webサイトは、パンフレットでは伝えきれない“深さ”を補完するメディアです。
特に動画やインタビューを活用することで、大学の教育理念や研究文化を「体験」として伝えられます。
- 学びのストーリー:在学生・卒業生インタビューで“どんな学びを得たか”を語る。
- キャンパスライフの臨場感:写真やムービーで大学の日常や空気感を共有。
- キャリア支援:数字ではなく、“気づきや可能性”を体験談で表現。
さらに、WebサイトはSEO対策にも有効です。
「大学名+学部」「大学名+就職」などで検索した際に、
パンフレットと同じトーンで情報が展開されることで、ブランドの一貫性が強化されます。
紙とWebを連動させるアカデミックブランディングのコツ
パンフレットとWebサイトを別々に考えるのではなく、
「一つのブランド体験」としてデザインを統一することが重要です。
両者を連動させるためのコツは以下の通りです。
- 統一したトーン&マナー:写真・色・フォントをそろえて知的な印象を維持。
- QRコードの活用:パンフレットからWeb動画や体験ページへ誘導。
- 一貫したストーリーテリング:Webで学びの“続き”を見せる設計。
このように「手で読むパンフレット」と「動きで伝えるWeb」が補完し合うことで、
大学全体のブランド価値が高まり、学生にも保護者にも信頼を持って選ばれる存在になります。
まとめ|“学びの深さ”を体験として伝える
大学のブランディングは、単に見た目の美しさを競うものではありません。
「この大学でどんな成長ができるか」を、リアルにイメージさせることが目的です。
パンフレットで信頼感を、Webサイトで体験の広がりを。
この二つを組み合わせることで、“学びの深さ”と“未来への可能性”を感じさせる
アカデミックブランディングが完成します。
大阪本町に拠点を置く私たちリバースでは、
大学・専門学校など教育機関のブランド構築をデザインとストーリーでサポートしています。
Webとパンフレットの連動で、貴校の世界観を一貫して伝えるブランディングをご提案します。
-
実績はこちらよりご確認いただけます。
WORKS -
お問い合わせはフォームよりご連絡ください。
お問い合わせフォーム
株式会社リバース