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情報が古い・バラバラを解消|大学・専門学校のホームページ&パンフレット改善事例
2025.10.22WEBデザイン・コーディング,大学・専門学校
情報が古い・バラバラを解消|大学・専門学校のホームページ&パンフレット改善事例
大学や専門学校の広報では、「パンフレットとホームページの内容が合っていない」という悩みをよく耳にします。
学科の紹介文や写真が古いまま、募集要項の変更がサイトに反映されていないなど、少しずつずれが生まれていくことがあります。
このようなズレは、受験生に混乱を与え、学校への信頼にも影響します。
この記事では、ホームページとパンフレットを一緒に見直した事例をもとに、「情報を整理し、分かりやすく伝える工夫」を紹介します。
問題:更新のずれで情報がバラバラに
見直し前の状態では、次のような問題がありました。
- 内容の違い:ホームページとパンフレットで紹介文や数値が違う。
- 担当が分かれている:Webと紙の担当が別で、情報共有がうまくできていない。
- 最新情報が分からない:学費や入試情報が更新されているか判断が難しい。
- 受験生が混乱:公式サイトと資料で内容が違い、どちらを信じていいか分からない。
これらの問題を解決するために、学校全体で「情報をひとつにまとめて管理する仕組みづくり」が必要でした。
取り組み方:ホームページとパンフレットを一緒に考える
今回の改善では、「ホームページとパンフレットを同時に作る」という考え方を取り入れました。
見た目をそろえるだけではなく、内容・言葉・写真を最初から共通の考えで整理することが大切です。
- ① 内容の順番をそろえる:学科紹介、学校生活、入試情報など、どちらの媒体でも同じ構成に。
- ② 言葉づかいを統一:キャッチコピーや見出し、表現のトーンを合わせる。
- ③ 写真の共有:同じ撮影素材をWebとパンフで使い、印象を統一。
このように、情報を最初から「両方で使う前提」で整理すると、更新作業もスムーズになります。
工夫した点:内容を整理して表現をそろえる
実際の進め方は、次のような手順で行いました。
- ① 情報を集める:既存のサイト、パンフ、入試要項などから必要な情報をまとめる。
- ② 大切な情報を選ぶ:受験生が特に知りたい内容を中心に整理。
- ③ 構成を合わせる:パンフのページ構成とWebのメニュー構成をそろえる。
- ④ 原稿を共通化:どちらにも使える文章を用意して、表現の差をなくす。
- ⑤ 更新ルールを決める:誰が、いつ、どこを直すのかを明確にする。
さらに、ホームページにはWordPressを活用し、学費や入試日程などの変更をすぐ反映できる仕組みを作りました。
結果:分かりやすく、運営しやすい仕組みへ
見直し後は、次のような良い変化がありました。
- 受験生に安心感:どの媒体を見ても同じ内容で、学校の信頼感がアップ。
- 更新が楽に:1か所直せばWebとパンフの両方に反映できるように。
- 統一感のあるデザイン:色や写真、言葉のトーンが一致し、印象が強くなった。
- 引き継ぎもスムーズ:共通データを使うことで、担当が変わっても安心。
その結果、資料請求数やオープンキャンパスの申し込みが増加。受験生から「分かりやすい」「雰囲気が伝わる」という声が多く寄せられました。
まとめ|「情報をそろえること」が信頼を生む
どんなにデザインが良くても、情報が古い・バラバラでは伝わりません。
パンフレットとホームページを一緒に考え、同じ内容・同じ写真・同じ言葉で作ることで、学校の魅力をより正確に、そして信頼感を持って伝えられます。
「媒体を合わせる」ではなく、「伝える内容をひとつにまとめる」ことが、これからの広報活動で最も大切なポイントです。
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