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どんなサイトを作ればいいか分からない」方へ|Web制作の正しい始め方
2025.10.27WEBデザイン・コーディング
「どんなサイトを作ればいいか分からない」方へ|Web制作の正しい始め方
「ホームページを作りたいけれど、どんなサイトにすればいいか分からない」
そんな相談を、私たちデザイン会社でも多くいただきます。
Webサイト制作は“デザインを作ること”がゴールではなく、「何を目的に、どんな結果を出すか」を明確にすることから始まります。
この記事では、初めてWebサイトを作る方やリニューアルを考えている方に向けて、
「失敗しないための考え方」と「正しい進め方」をやさしく解説します。
なぜ“目的のないWeb制作”が失敗するのか
多くのWebサイトがうまく成果を出せない理由は、デザインや機能ではなく「目的の不明確さ」にあります。
「とりあえず会社のサイトを作りたい」「他社も持っているから」という動機では、
どんなに見た目が整っていても、訪問者に何をしてほしいのかが伝わりません。
Webサイトには、明確な“ゴール”が必要です。
それが「問い合わせ」「採用エントリー」「ブランドの信頼構築」など、目的によってデザインも構成も変わります。
まずは、“なぜ作るのか”をチーム全体で共有することが最初のステップです。
まず考えるべきは「誰に」「何を」伝えたいか
Webサイトの設計において最も大切なのは、ターゲット設定です。
たとえば、同じ企業サイトでも「取引先への信頼を高めたい」場合と「採用応募を増やしたい」場合では、
トップページで見せる情報がまったく異なります。
ここで考えるべきポイントは3つです。
- 誰に:訪問者はお客様なのか、学生なのか、パートナー企業なのか?
- 何を:自社の強みや価値をどう伝えるか?
- どう感じてほしいか:信頼・安心・挑戦的など、印象のトーンを定義する
これらを整理することで、サイト全体の方向性が自然と見えてきます。
「自社のらしさ」を伝えるためには、まず相手の視点に立った構成が欠かせません。
目的別に見るWebサイトの種類と特徴
Webサイトには、目的によっていくつかのタイプがあります。
自社の目的に合わせて、どのタイプを重視すべきかを整理しましょう。
- コーポレートサイト:会社案内や実績紹介など、信頼を伝えるためのサイト。
- ブランドサイト:企業の世界観・想い・デザイン性を重視したサイト。
- 採用サイト:社員紹介や仕事紹介など、“人”の魅力を伝えるサイト。
- サービスサイト:商品や事業の特徴をわかりやすく伝える集客型サイト。
- ランディングページ(LP):キャンペーンや申し込みを目的とした特化型ページ。
「どんなサイトを作ればいいか分からない」という方は、
まず“誰に・何を伝えるか”=サイトの目的を整理することで、必要な構成が明確になります。
制作会社に依頼する前に整理しておきたい3つのこと
Web制作会社に依頼する前に、以下の3点を社内で話し合っておくと、打ち合わせがスムーズになります。
- ① 目的とゴール:何を達成したいのか(例:問い合わせ増・採用強化・認知向上)
- ② 予算と納期:どの範囲までを制作会社に任せるか
- ③ 参考サイト:「こんな雰囲気が良い」という参考デザインを共有する
これらを整理しておくだけで、制作会社の提案内容の精度が高まり、
結果的に“成果の出るサイト”に近づきます。
また、WordPressのような更新しやすい仕組みを採用すれば、制作後の運用も安心です。
まとめ|Webサイト制作は“共創”から始まる
「どんなサイトを作ればいいか分からない」という悩みは、決して特別なことではありません。
多くの企業が同じスタートラインに立っています。
大切なのは、制作会社に“丸投げ”するのではなく、一緒に考える姿勢です。
Webサイトは、デザインだけでなく、企業の考え方や未来の方向性を形にするもの。
目的を明確にし、信頼できる制作パートナーと共に「成果を生むWebサイト」を育てていくことが、
これからの時代の正しいWeb制作の始め方です。
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