RE:BIRTH INC.Word Press ホームページデザイン WEB広告|株式会社リバース 大阪

BLOG

共感を生む採用コピーの作り方|理念・ビジョンを“言語化”する力

2025.6.2ライティング,コラム

共感を生む採用コピーの作り方|理念・ビジョンを“言語化”する力

はじめに:理念が伝われば、人が集まる

採用活動において、「給与」や「待遇」だけでは人は集まりません。求職者は今、企業が何を大切にしているのか、どんな未来を描こうとしているのかに注目しています。

企業が掲げる理念やビジョンは、ただの言葉ではなく、“選ばれる理由”そのもの。ですが、それが難解な言い回しや抽象的な文章のままだと、せっかくの想いも伝わりません。

この記事では、企業の想いや文化を、共感を生む「採用コピー」に変換するための考え方と手法をご紹介します。

なぜ採用に「言語化」が必要なのか?

「うちの会社、いい人が多くて雰囲気もいいんだけど、それが伝わらないんだよね」
そんな悩みを抱える経営者や採用担当者は少なくありません。

理由はシンプルです。社内では“当たり前”の価値観や文化が、社外の人には見えないから

求職者は「自分がこの会社で働く未来」を想像できたとき、初めて応募を検討します。そのためには、理念やビジョンを“共感できる言葉”に変える必要があります。

つまり、採用における「言語化」は、企業が自分たちを外部に伝えるための必須スキルなのです。

理念・ビジョンをコピーに落とし込むステップ

理念を“採用コピー”に変換するには、以下のステップを意識するとスムーズです。

  • 1. 社内に眠る“原体験”を掘り起こす
    なぜその理念に至ったのか。創業のきっかけや転換点にある“エピソード”にこそ、共感のヒントがあります。
  • 2. 難しい言葉を「日常の言葉」に置き換える
    抽象的な言葉(例:社会貢献)を、日常の行動や社員のエピソードに変換することで、具体性と親近感が生まれます。
  • 3. 求職者が主語になるように伝える
    「私たちは~」ではなく、「あなたが出会うのは~」「あなたが大切にされるのは~」など、相手視点の表現にする。

このように、理念やビジョンを“読み手目線”に変換することが、共感を呼ぶコピーの鍵となります。

まとめ|理念を“伝わる言葉”に変える

経営理念やビジョンは、会社の核となる存在です。しかし、それが「誰に」「どんな言葉で」届くかによって、受け取られ方は大きく変わります。

採用コピーライティングの目的は、理念をかっこよく飾ることではありません。共感してくれる人に「ここで働きたい」と思ってもらうこと。

そのためには、「伝える」から「伝わる」への視点転換が必要です。
理念やビジョンを、日常の言葉・ストーリーに変換し、未来の仲間に向けて語りかけてみましょう。

それこそが、共感を呼ぶ採用コピーの第一歩です。

株式会社リバース

〒550-0004
大阪府大阪市西区靱本町1丁目6番6号
大阪華東ビルディング4階5室

TEL 06-6484-5434

FAX 06-6484-5435

info@rebirth-ad.com