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大学・専門学校パンフレット制作|納期が短くても間に合う撮影・コピー込みプラン

2025.8.27大学・専門学校

大学・専門学校パンフレット制作|納期が短くても間に合う撮影・コピー込みプラン

入試日程やオープンキャンパスの公開時期に間に合わせるため、パンフレット制作はどうしてもタイトな進行になりがちです。
本記事では、撮影・コピーライティング・デザインをワンストップで進める“短納期対応プラン”の進め方を、スケジュール例/構成テンプレ/チェックリストとともに解説。限られた時間でも品質を担保し、受験生の志望形成につながるパンフレットづくりを支援します。

なぜ学内パンフは短納期になりがち?(課題整理)

  • 公開期日の固定化:OCや出願告知に合わせた“必達”の公開日がある。
  • 学内確認の多段階化:学科・教務・広報・経営層などの合議が必要。
  • 素材の分散:写真・実績データ・カリキュラム情報が部局に分散。
  • 外注の多重管理:カメラ・ライター・デザインを別手配すると調整が増大。

解決策は、要件定義の一本化と制作体制の一元化。撮影とコピーを初期段階から結び、リライト前提で“使える素材”を最短で揃えます。

「撮影・コピー込み」一括プランのメリット

  • 往復を削減:撮影→原稿→デザインの各工程が並行進行できる。
  • トーンの統一:学科横断でも“学校らしさ”が揃い、ブランド一貫性が出る。
  • 修正が速い:社内ディレクターが全素材にアクセスし、差し替えも即応。
  • 失敗を防ぐ:画面映えだけでなく、印刷適正・可読性まで統合管理。

3〜4週間で間に合わせる制作スケジュール例

例:A4/16〜24頁/学科別差し替え可

  1. Day 1–3|要件定義・骨子決定:目的・ターゲット・KPI(資料請求/OC導線)を合意、目次とラフ構成を決定。
  2. Day 4–8|撮影&取材:キャンパス・授業・人物(学生/教員)を集中撮影。簡易インタビュー同時実施。
  3. Day 9–12|コピー初稿&デザイン初稿:表紙案/中面レイアウト(2〜3案)+原稿ドラフト。
  4. Day 13–17|校正①→②:事実関係チェック、数値・表記統一、写真差し替え。
  5. Day 18–20|最終調整・色校:特色/用紙決定、印刷所プリフライト。
  6. Day 21–24|校了・入稿・納品:本刷り、同時にWeb用PDF抜き出し画像を納品。

悪天候や学内行事で撮影が難しい場合に備え、予備日代替カットを初回計画に組み込みます。

伝わる内容設計:学科パンフ構成テンプレ

  • 表紙・キャッチ:“らしさ”が一目で伝わるビジュアル+短いタグライン。
  • 学校紹介(1〜2P):教育思想/特色/データで見る学校。
  • 学科紹介(各2〜4P):学べる内容/カリキュラム/取得可能資格/進路実績。
  • 学生・教員の声:インタビュー(Q&A)と1日スケジュール。
  • キャンパスライフ:施設・クラブ・イベント、フォトコラージュ。
  • 学費・奨学金:早見表+支援制度の導線QR。
  • 入試情報と導線:出願方法/重要日程/OC・資料請求のQR。

品質を担保する撮影・コピー運用(撮影指示/トーン)

  • ショットリスト化:授業/実験/施設外観/手元アップ/集合/ポートレート。
  • レンズ・画角指定:見開き用に水平広角・余白多めの“置き写真”も確保。
  • コピー基準:“できること”→“何が変わるか”の順で、ベネフィットを明確化。
  • トーン&マナー:見出し・注釈・図表の表記統一。数字・単位・用語辞書を共有。
  • 権利処理:肖像権同意書/校内撮影申請/BGM/フォントライセンス管理。

印刷・データ仕様:校了ミスを防ぐチェック

  • 色管理:CMYKプロファイル統一、特色の有無、用紙と網点を事前テスト。
  • リンク画像:350dpi/塗り足し3mm/リッチブラックの使い分け。
  • プリフライト:フォント埋め込み、オーバープリント確認、抜け落ち検知。
  • バリアブル対応:学科差し替えや地域別配布のナンバリングにも対応可。

Web連動(QR/計測)と二次活用(PDF/短尺動画)

  • QRの最適化:学科別LPへ誘導し、GA4/タグで流入計測。
  • PDF配布:軽量化版(画像最適化/リンク埋め込み)をWeb掲載。
  • 動画転用:撮影日に併せて15–30秒のショート素材も収録しSNSへ。
  • WordPress活用:パンフ抜粋を学科ページやお知らせへ即時展開。

よくあるつまずきと回避策(モデル・許諾・天候)

  • 学生モデルの確保:事前に“候補×代替”を準備、当日キャンセルに備える。
  • 場所許可:研究室・図書館などは撮影可否と時間帯を事前申請。
  • 天候リスク:屋外カットは予備日設定、曇天想定のレタッチ方針を合意。
  • 校正渋滞:責任者1名で最終決裁、赤字ルール(色/記号)を統一。

プラン概要とオプション

基本プラン(短納期対応):ディレクション/撮影(半〜1日)/コピー作成/デザイン/入稿データ作成/Web用PDF納品

  • オプション:追加撮影日、学科別差し替え版、英語版/多言語化、イラスト制作、動画15–30秒、色校刷り、在庫保管/個別発送。
  • 納品物:印刷データ一式(AI/INDD/PDF-X)、Web軽量PDF、画像書き出し(JPG/WebP)。
  • スケジュール確定のコツ:撮影許可とモデル確定を最初の3日で終えると、完走率が一気に上がります。

まとめ/まずは日程確保から

短納期でも品質を落とさない鍵は、素材(写真・声)とコピーの同時並行、そして一貫したディレクションです。
まずは撮影日と校内確認フローをおさえ、ワンストップ体制で“間に合うパンフ”を実現しましょう。

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