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選ばれる会社”になるには?企業デザインと採用ブランディングの関係
“選ばれる会社”になるには?企業デザインと採用ブランディングの関係
「求人は出しているけれど応募が来ない」「やっと来た応募者が長続きしない」——
その背景には、“企業の印象”を伝えるデザインの不在があるかもしれません。
今の求職者、とくに20代〜30代の若年層は、「会社の見た目」「Webサイトの雰囲気」「パンフレットのトーン」などから、企業の価値観や空気感を読み取っています。
この記事では、“選ばれる会社”になるために必要な「企業デザイン」と「採用ブランディング」の関係性をひも解きながら、今日から実践できる改善のヒントをお届けします。
なぜ“企業デザイン”が採用に影響するのか?
企業デザインと聞くと、「ロゴや名刺のこと?」と思われがちですが、実際はもっと広い意味を持ちます。
Webサイトやパンフレット、会社案内、SNSのバナー、さらには社内報やユニフォームに至るまで、「見た目で伝える企業の姿勢すべて」がデザインです。
求職者は、これらのビジュアルやレイアウト、言葉づかいから「この会社、なんかいいな」と直感的に感じ取ります。
この第一印象が、求人票の内容よりも応募動機に影響するケースは、少なくありません。
つまり、採用は“情報戦”ではなく“共感戦”。 その起点となるのが、企業デザインなのです。
採用ブランディングとは何か?その基本と役割
採用ブランディングとは、「この会社で働きたい」と思ってもらうために、自社の価値や魅力を伝える一連の仕組みです。
大手企業ではすでに主流の考え方ですが、実は中小企業こそ取り入れるべき施策。なぜなら、ネームバリューや知名度に頼れない分、「理念」「人柄」「社風」といった“らしさ”を打ち出す必要があるからです。
その“らしさ”を一貫性を持って伝えるために、企業デザインの力が必要になります。
- パンフレットやWebサイトに企業のビジョンが込められているか?
- 社員の人柄が感じられる写真やストーリーがあるか?
- 応募導線が整っており、スマートフォンでもスムーズにアクセスできるか?
これらはすべて、採用ブランディングの重要な構成要素です。
“選ばれる会社”になるために整えるべき3つのデザイン要素
応募者から“選ばれる”会社になるためには、以下の3つのデザイン要素が重要です。
- 1. 統一感:Web、パンフレット、会社案内など、媒体ごとのビジュアルトーンを揃える
- 2. 本物感:社員の実際の声や表情、オフィス写真など、“リアル”を伝える素材を使う
- 3. 応募導線:スマホ最適化、ボタンの視認性、動線設計など「行動しやすさ」を設計する
この3つが整ってはじめて、「なんか良さそう」が「ここに応募したい」に変わります。
デザインと採用成果の相関|実例にみる変化
ここでは、企業デザインと採用ブランディングの両軸を見直すことで、応募者数・採用単価・ミスマッチ率に変化があった事例を3つご紹介します。
- 事例①:採用パンフレットのデザインと文章を刷新し、会社説明会の参加者数が増加
- 事例②:WordPressで採用専用ページを制作。スマホ対応により、20代の応募率が上がった
- 事例③:トップページに社員の動画インタビューを配置し、月間応募数が向上した
いずれの企業も、「企業の見た目」と「求職者の共感」の間に、確かな相関関係があることを実感しています。
まとめ
これからの時代、“選ばれる会社”になるためには、企業の中身だけでなく「伝え方」「見せ方」も磨く必要があります。
採用ブランディングとは、特別な広告や派手な演出ではありません。
企業の“らしさ”を、言葉とデザインで丁寧に整えていくこと。その積み重ねが、理想の人材との出会いを引き寄せます。
貴社の魅力は、まだまだ伝わる余地があります。
採用ページやパンフレットの見直しから、デザインの力を活かした「共感される採用」をはじめてみませんか?
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