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経営理念を“社内ポスター”で終わらせないためにできること

2025.5.20インナーブランディング,コラム

経営理念を“社内ポスター”で終わらせないためにできること

企業の理念が壁に掲示されているのに、社員が内容を覚えていない。
そのような現象に心当たりはありませんか?
経営理念は企業の軸であるはずなのに、日々の業務に埋もれ、“社内ポスター”として扱われてしまうことも少なくありません。
この記事では、理念を“伝えるだけ”で終わらせず、“自分ごと化”し行動につなげるための考え方と実践例をご紹介します。

なぜ理念は“形骸化”してしまうのか?

この章では、理念が形骸化してしまう理由とその背景を解説します。

多くの企業では、経営理念を掲示すること自体は行っていますが、それが“浸透”しているかは別問題です。
その理由は主に3つあります。1つ目は、内容が抽象的であること。2つ目は、発信の頻度が少ないこと。3つ目は、社員の行動と結びついていないことです。
理念が実際の業務と切り離されていると、ポスターのような存在になってしまいます。

ポスターで終わらない理念づくりの考え方

理念が“見える化”ではなく“生きる化”されるために必要な考え方を紹介します。

ポスターや掲示物に留まらず、理念を日常の中で感じられるようにするためには、まず理念そのものが“共感できる言葉”で表現されている必要があります。
また、経営者だけでなく、社員を巻き込んで理念の再設計を行うことで、“自分たちの言葉”として受け止めてもらいやすくなります。
理念は“伝える”だけではなく、“対話する”ことが大切です。

理念を“行動”に落とし込むための3つのステップ

理念を行動に落とし込むための具体的な3ステップをご紹介します。

①〈言語化〉:理念を要素分解し、社員の業務にどう関係するかを明確にする。
②〈可視化〉:理念が活きている瞬間を写真・動画・インタビューなどで記録・共有する。
③〈仕組み化〉:評価制度や日報、朝礼の中で理念に紐づく行動を確認・称賛する文化を育てる。

共感を育む社内浸透施策の実例紹介

実際に理念が浸透している企業が行っている施策例を紹介します。

・月1回の理念共有ミーティング:全社員が自分の仕事と理念のつながりを発表する場を設ける。
・理念フォトコンテスト:日々の業務の中で理念が表現されたシーンを写真で投稿・表彰。
・“行動指針カード”:名刺サイズのカードに理念・行動方針を記載し、いつでも持ち歩けるように。

まとめ

最後に、理念を“伝わるもの”に変えるために何が大切かをまとめます。

経営理念は“壁に貼る”だけでなく、“人の中で生きる”ことで初めて意味を持ちます。
社員の共感と理解を得て行動につなげるには、理念の“伝え方”と“関わり方”を見直すことが重要です。
理念を生きた言葉にすることで、会社の軸がぶれない強い組織が生まれます。

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