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WordPressでつくる、社員向けポータルサイトのすすめ
2025.5.27インナーブランディング,コラム
WordPressでつくる、社員向けポータルサイトのすすめ
「社員の情報共有がうまくいかない」「会社の最新情報が現場に伝わらない」——そんな課題を抱える中小企業におすすめなのが、社員向けの“社内ポータルサイト”です。
ポータルサイトとは、社員が日々アクセスする情報の「入口」となるWebページ。WordPressを使えば、専門知識がなくても自社で簡単に構築・運用ができ、社内コミュニケーションの質を一気に高めることができます。
この記事では、ポータルサイトの役割やWordPressを使うメリット、導入すべき機能などを具体的に解説します。
◉ イントラネットとポータルサイトの違い
まず混同されがちな「イントラネット」と「ポータルサイト」の違いを整理しましょう。
- イントラネット:社内ネットワーク内の情報管理基盤。社内でのみアクセス可能。
- ポータルサイト:イントラの中でも、社員が最初に訪れる情報集約ページ。必要な情報へアクセスする“ハブ”の役割を担います。
ポータルサイトは、「今日のお知らせ」「書類ダウンロード」「シフト・勤怠確認」「福利厚生の案内」など、日々の業務に関わる情報を1ヶ所にまとめることで、業務効率と情報の到達率を高めることができます。
◉ なぜ今、社員向けポータルサイトが必要なのか
働き方の多様化・リモートワークの普及・若手社員の価値観変化により、「社内情報が届かない」「社員が会社の方針を理解していない」という問題が増えています。
こうした背景のもとで、社員向けポータルサイトは以下のような課題を解決する手段になります。
- ・リアルタイムで社内ニュースを共有できる
- ・ペーパーレス化により更新・運用が効率化
- ・社員が自発的に情報を取りに行く文化を育める
- ・経営理念やビジョンを継続的に“見える化”できる
◉ WordPressで構築する3つのメリット
ポータルサイト構築ツールは多数ありますが、WordPressは中小企業にとって最適な選択肢です。その理由は以下の3つに集約されます。
- 1. 操作がかんたん:ブラウザから直感的に更新でき、担当者の属人化を防げます。
- 2. カスタマイズ自由:プラグインを使えば勤怠管理・掲示板・社内ブログなども追加可能。
- 3. コストを抑えられる:初期費用を抑えて、自社ドメインで自由に運用できます。
社外向けサイトと同じ感覚で管理できるのも、WordPressの魅力です。
◉ 盛り込みたい機能とコンテンツ例
社員向けポータルサイトには、どのような機能や情報を盛り込むべきでしょうか?業種や規模によって異なりますが、以下のような構成が効果的です。
- トップページ:お知らせ/更新情報/社長メッセージ
- 社内ニュース:部署別の取り組み紹介・人事異動
- 書類・マニュアルダウンロード:申請書、勤怠ガイド、就業規則など
- FAQ・掲示板:よくある質問、社員からの投稿
- 福利厚生・社内制度紹介:食事補助、教育支援制度の案内
インナーブランディングの視点で言えば、「社員インタビュー」や「ビジョン共有コーナー」など、“らしさ”を伝えるコンテンツもおすすめです。
◉ まとめ|“情報のハブ”を社内につくろう
社員向けポータルサイトは、単なる業務効率化ツールではなく、企業文化や理念を日常的に共有する“インナーブランディングの拠点”です。
WordPressなら、誰でも扱える簡単な仕組みで自社オリジナルのポータルサイトを構築できます。
まずは社内で扱っている情報の整理からスタートし、徐々にコンテンツを育てていくことで、社内の一体感と情報伝達力を強化していきましょう。
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