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PHPのバージョンが古いと言われたら?WordPress管理者の対応方法

2026.10.24WordPress保守・復旧

「WordPressの管理画面に、PHPのバージョンが古いと表示された」
「レンタルサーバーからPHPの更新を案内するメールが届いた」
「制作会社からPHPをアップデートした方がよいと言われた」

このような案内を受けて、何をすればよいのか分からず、困っているホームページ担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。

PHPは、WordPressを動かすために使用されているプログラミング言語です。
WordPress本体とは別にバージョンが管理されており、古いPHPを使い続けている場合は、セキュリティや動作環境の面で注意が必要になることがあります。

ただし、「PHPが古い」と表示されたからといって、確認せずに新しいバージョンへ変更することはおすすめしません。

古いテーマやプラグイン、独自のカスタマイズなどが新しいPHPに対応していない場合、ホームページに不具合が発生する可能性があるためです。

この記事では、企業のWordPress管理者に向けて、PHPのバージョンが古いと言われる理由、確認方法、アップデートの判断基準、更新できない場合の対応方法を分かりやすく解説します。


PHPのバージョンが古いと言われるのはなぜ?

PHPは継続的に開発されており、新しいバージョンが公開されています。

それぞれのバージョンにはサポート期間が設けられており、一定の期間が経過すると、PHP開発元によるセキュリティ修正などの提供が終了します。

そのため、WordPressやレンタルサーバーでは、古いPHPを使用している場合に更新を促す案内が表示されることがあります。

WordPressの管理画面に警告が表示される

WordPressには、サイトの動作環境や改善が必要な項目を確認する「サイトヘルス」という機能があります。

使用しているPHPが古い場合、サイトヘルスに更新を推奨する案内が表示されることがあります。

ただし、表示される内容はWordPressのバージョンやサーバー環境によって異なります。

レンタルサーバーから更新案内が届く

エックスサーバーなどのレンタルサーバーでは、PHPのサポート終了や提供環境の変更に伴い、利用者に更新を案内する場合があります。

こうした案内が届いた場合は、まずサーバー事業者の公式管理画面やお知らせで内容を確認しましょう。

メールに記載されたリンクを安易に開かず、公式サイトから確認することも大切です。

Web制作会社から更新を勧められる

WordPressの保守管理やサーバー環境の確認を行った際に、制作会社からPHPのアップデートを提案される場合もあります。

これは、セキュリティ対策だけでなく、今後のWordPressやプラグインの更新に対応するためでもあります。

PHPが古いままだと何が問題になる?

PHPが古いままになっている場合、主にセキュリティ、互換性、保守管理の面で問題が生じる可能性があります。

セキュリティ上のリスクが残る可能性がある

PHPでは、セキュリティ上の問題が発見された際に、修正版が公開されることがあります。

しかし、公式サポートが終了したバージョンでは、PHP開発元から新しいセキュリティ修正が提供されません。

そのため、古いPHPを使い続ける場合は、未修正の脆弱性が残る可能性があります。

ただし、サーバー事業者が独自にセキュリティ修正を適用している場合もあるため、バージョン番号だけで安全・危険を断定することはできません。

WordPressやプラグインが対応しなくなる場合がある

WordPress本体やプラグインは、継続的に更新されています。

新しい機能やセキュリティ対策に対応するため、古いPHPでは動作しなくなる場合があります。

その結果、WordPress本体やプラグインを更新できず、サイト全体の保守が難しくなる可能性があります。

将来的な更新作業が大きくなる場合がある

PHPを長期間更新していない場合、現在のバージョンと新しいバージョンの差が大きくなります。

そのため、更新時にテーマやプラグイン、独自プログラムの修正が必要になる場合があります。

古い環境を長期間放置すると、将来のアップデートに必要な調査や改修が増える可能性があることも理解しておきたいポイントです。

WordPressでPHPのバージョンを確認する方法

PHPが古いと言われた場合、まずは現在使用しているバージョンを確認しましょう。

WordPress管理画面から確認する

WordPressの管理画面にログインできる場合は、次の手順で確認できます。

  1. WordPress管理画面にログインする
  2. 「ツール」を選択する
  3. 「サイトヘルス」を開く
  4. 「情報」を選択する
  5. 「サーバー」の項目を確認する

ここにPHPのバージョンが表示されます。

ただし、WordPressの設定やユーザー権限などによっては、確認できない場合もあります。

レンタルサーバーの管理画面から確認する

レンタルサーバーを利用している場合は、サーバー管理画面からPHPのバージョンを確認できることがあります。

例えば、エックスサーバーでは「PHP Ver.切替」などの機能から、対象ドメインのPHPバージョンを確認できます。

ただし、PHPのバージョン変更は、WordPressの動作に影響する可能性があります。

確認するだけであれば問題ありませんが、更新前には互換性やバックアップについて確認しましょう。

PHPのバージョンが分からない場合

WordPressやサーバーの管理画面にログインできない場合は、現在の管理会社や制作会社に確認する方法があります。

管理会社が分からない場合や、以前の制作会社と連絡が取れない場合は、WordPressの保守・改修に対応する制作会社に相談することもできます。

PHPが古いと分かったら、まず確認したい3つのこと

PHPが古いと分かった場合、すぐにバージョンを変更するのではなく、まず次の3つを確認しましょう。

① 現在のPHPがサポート対象か確認する

PHPにはバージョンごとにサポート期間があります。

現在のバージョンが公式サポート対象なのか、セキュリティ修正が提供されているのかを確認します。

PHPの公式サポート状況は、次のページで確認できます。

PHP公式サイト|サポート対象バージョン

② サーバー事業者の対応状況を確認する

レンタルサーバーでは、PHPのバージョン管理やセキュリティ修正の提供方法が事業者によって異なります。

そのため、現在のPHPが古い場合でも、サーバー事業者が独自に修正を適用している可能性があります。

公式のお知らせやサポート情報を確認し、現在の環境がどのような状態なのか把握しましょう。

③ WordPressのテーマやプラグインを確認する

PHPを新しいバージョンへ変更する場合、WordPress本体やテーマ、プラグインが対応しているかを確認する必要があります。

特に、独自に制作されたテーマや、長期間更新されていないプラグインを使用している場合は注意が必要です。

PHPだけを確認するのではなく、WordPress全体の構成を把握することが重要です。

PHPはすぐにアップデートしても大丈夫?

PHPのアップデートは、セキュリティや安定したサイト運用のために重要ですが、準備をせずにバージョンを変更すると、不具合が発生する可能性があります。

例えば、次のような症状です。

  • ホームページが真っ白になる
  • WordPressの管理画面にログインできなくなる
  • お問い合わせフォームが動作しなくなる
  • 一部のページでエラーが表示される
  • テーマやプラグインの機能が正常に動かなくなる

このような問題を防ぐため、PHP更新前には次の対応をおすすめします。

  • WordPress本体・テーマ・プラグインの互換性確認
  • ファイルとデータベースのバックアップ
  • 必要に応じたテスト環境での動作検証
  • 更新後の確認項目の整理
  • 不具合が発生した場合の対応方法の確認

ただし、重大な脆弱性が確認されている場合は、対応を長期間先送りすることもリスクになります。

安全に更新するための準備を進めながら、必要なセキュリティ対策は速やかに実施することが大切です。

PHPを更新できない場合はどうすればよい?

PHPのバージョンが古いと分かっていても、すぐに更新できないケースがあります。

例えば、次のような場合です。

  • 古いWordPressテーマが新しいPHPに対応していない
  • プラグインの更新が長期間停止している
  • 独自のPHPプログラムが使用されている
  • 現在のサーバーでは新しいPHPを利用できない
  • 制作当時の仕様が分からない

このような場合は、PHPを更新できない原因を確認する必要があります。

テーマやプラグインの修正・変更を検討する

古いテーマやプラグインが原因の場合、プログラムの修正や代替プラグインへの変更などを検討します。

ただし、変更によってサイトの表示や機能に影響する場合があるため、事前の確認が重要です。

サーバー移行を検討する

利用中のサーバーで新しいPHPが提供されていない場合は、サーバー移行が必要になることもあります。

サーバー移行では、PHPだけでなく、データベースやメール、ドメイン設定などへの影響も確認する必要があります。

一時的なセキュリティ対策を検討する

すぐにPHPを更新できない場合は、サーバー事業者や制作会社に相談し、アクセス制限などの暫定対策を検討します。

ただし、暫定対策だけで脆弱性が解消するわけではありません。

更新できない理由を調査し、修正や移行を含めた対応計画を立てることが重要です。

PHPの更新を制作会社に相談した方がよいケース

PHPのバージョン変更は、レンタルサーバーの管理画面から操作できる場合があります。

しかし、次のようなケースでは、WordPressの保守・改修に対応する制作会社へ相談することをおすすめします。

  • WordPressを長期間更新していない
    テーマやプラグインとの互換性に問題がある可能性があります。
  • PHPのバージョンがかなり古い
    新しいPHPとの仕様の違いが大きく、プログラムの修正が必要になる場合があります。
  • 独自にカスタマイズされたWordPressサイト
    オリジナルテーマや独自プログラムへの影響を確認する必要があります。
  • お問い合わせフォームや予約機能がある
    更新後も重要な機能が正常に動作するか検証する必要があります。
  • 以前の制作会社と連絡が取れない
    現在の環境を調査し、必要な対応を整理することが重要です。

制作会社に依頼する場合は、PHPのバージョン変更だけでなく、事前調査やバックアップ、動作確認など、どこまで対応してもらえるか確認しましょう。

また、更新作業の費用は、現在のPHPバージョンやWordPressの構成、必要な修正内容によって異なります。

PHP更新の依頼方法や費用について詳しく知りたい方は、関連記事もご覧ください。

関連記事|WordPressのPHPアップデートを制作会社に依頼するには?費用と注意点

PHPのバージョンを古いままにしないための保守管理

PHPのバージョンが古くなってしまう理由のひとつに、ホームページの保守管理体制が明確になっていないことがあります。

WordPressの更新は行っていても、PHPやサーバー環境までは確認していないというケースも考えられます。

企業サイトを継続的に運用するためには、次のような管理が重要です。

  • PHPのサポート状況を定期的に確認する
  • WordPress本体を適切に更新する
  • テーマ・プラグインの更新状況を確認する
  • バックアップを取得する
  • セキュリティ情報を確認する
  • 更新後の動作確認を行う
  • 不具合が発生した場合の連絡先を決めておく

こうした管理を社内で継続することが難しい場合は、WordPressの保守管理を外部に委託する方法もあります。

保守契約を検討する際には、PHPの更新が契約に含まれるか、更新前の検証や不具合修正は別途費用が必要かなど、対応範囲を確認しておきましょう。

ホームページを安全に運用するためには、WordPressだけでなくPHPやサーバー環境まで含めた管理が重要です。

PHPのバージョンに関するよくある質問

Q. PHPのバージョンが古いと、すぐにホームページが危険になりますか?

古いPHPを使用しているからといって、必ず被害が発生するわけではありません。
ただし、公式サポートが終了している場合や、修正されていない脆弱性がある場合は注意が必要です。

Q. WordPressを最新版にすればPHPも更新されますか?

通常、WordPress本体を更新してもPHPのバージョンは自動的には変更されません。
PHPはレンタルサーバーなどの環境で管理されています。

Q. PHPを更新するとホームページが壊れることはありますか?

古いテーマやプラグイン、独自のプログラムなどが新しいPHPに対応していない場合、不具合が発生する可能性があります。
そのため、更新前のバックアップや互換性確認が重要です。

Q. PHPのバージョンが古くても、そのまま使い続けられますか?

古いPHPでもホームページが動作する場合はあります。
しかし、サポート終了や脆弱性、WordPressとの互換性などの問題があるため、継続利用の可否は慎重に判断する必要があります。

Q. 他社で制作したWordPressでもPHP更新を依頼できますか?

対応できる制作会社があります。
ただし、現在のサイト構成や管理権限、独自カスタマイズの内容などによって、対応可否や作業範囲が異なります。

まとめ|PHPが古いと言われたら、まず現状を確認しよう

WordPressのPHPバージョンが古いと言われた場合、まずは現在の環境を確認することが重要です。

PHPが古いままになっていると、セキュリティやWordPressとの互換性、将来的な更新作業などに影響する可能性があります。

ただし、確認せずにPHPのバージョンを変更すると、テーマやプラグインとの互換性によって不具合が発生する場合があります。

そのため、次の順番で対応することをおすすめします。

  1. 現在のPHPバージョンを確認する
  2. サポート状況とサーバー事業者の対応を確認する
  3. WordPress本体・テーマ・プラグインの構成を確認する
  4. バックアップや動作検証を行う
  5. 必要に応じて制作会社へ更新を依頼する
  6. 更新後の保守管理についても検討する

「PHPが古い」という警告は、ホームページの運用環境を見直すきっかけでもあります。

PHPのバージョン確認・WordPress更新のご相談

大阪本町を拠点とする株式会社リバースでは、WordPressサイトの制作・改修・保守管理に関するご相談を承っています。

「PHPが古いと警告された」
「WordPressの管理画面に更新を促す表示が出ている」
「PHPを更新したいが、ホームページが壊れないか不安」
「以前の制作会社と連絡が取れない」

このような場合は、現在のサイト環境を確認したうえで、必要な作業や対応方法をご案内します。

他社で制作されたWordPressサイトについても、対応可否を含めてご相談いただけます。

PHPのバージョン確認・アップデート・WordPress保守管理について、お気軽にお問い合わせください。

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