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PHP 5系をまだ使っていませんか?5年以上更新していないWordPressサイトは要注意
2026.10.24WordPress保守・復旧
「ホームページを制作してから、ほとんど更新していない」
「WordPressの管理画面に何年もログインしていない」
「以前の制作会社に任せたままで、現在の管理状況が分からない」
このような企業のホームページでは、WordPressだけでなく、PHPのバージョンも古いままになっている可能性があります。
特に注意したいのが、PHP 5.6などの「PHP 5系」です。
PHP 5系は、すでに公式サポートが終了してから長い年月が経過しています。
ホームページが現在も正常に表示されている場合でも、セキュリティや今後の運用に問題がないとは限りません。
この記事では、PHP 5系のサポート終了、古いWordPressサイトで考えられるリスク、現在のバージョンの確認方法、安全に更新するための注意点を解説します。
PHP 5系をまだ使っている企業サイトはある?
PHP 5系は、以前のWordPressサイトで広く利用されていたPHPのバージョンです。
現在はPHP 8系が利用される時代ですが、長期間メンテナンスされていないホームページでは、PHP 5.6などの古い環境が残っている場合があります。
例えば、次のようなケースです。
- ホームページを制作してから5年以上、大きな更新をしていない
- WordPressの更新作業を誰も担当していない
- 以前の制作会社と連絡が取れない
- サーバーの契約だけを継続している
- 古いテーマやプラグインを使い続けている
このような状態であれば、PHPのバージョンを一度確認することをおすすめします。
ただし、WordPressを5年以上更新していないからといって、必ずPHP 5系であるとは限りません。
WordPressとPHPは別々に管理されているため、実際のバージョンを確認する必要があります。
PHP 5.6のサポートは2018年に終了
PHP 5系の最終系統であるPHP 5.6は、2018年12月31日にPHP開発元による公式セキュリティサポートが終了しました。
つまり、2026年時点では、公式サポート終了から約8年が経過しています。
| PHPバージョン | 公式サポート終了日 | 状況 |
|---|---|---|
| PHP 5.6 | 2018年12月31日 | サポート終了 |
| PHP 7.4 | 2022年11月28日 | サポート終了 |
| PHP 8.0 | 2023年11月26日 | サポート終了 |
| PHP 8.1 | 2025年12月31日 | サポート終了 |
※上記はPHP開発元による公式サポート終了日です。サーバー事業者が独自のセキュリティ修正を提供している場合があります。
公式サポートが終了すると、新たな脆弱性が発見されても、PHP開発元からそのバージョン向けの修正が原則として提供されません。
PHP 5系を現在も使用している場合は、サーバー事業者のサポート状況を確認し、新しい環境への移行を検討する必要があります。
5年以上更新していないWordPressサイトは要注意
WordPressを5年以上更新していない企業サイトでは、PHP以外にも古いソフトウェアが残っている可能性があります。
例えば、次のような状態です。
- WordPress本体が古い
- テーマが長期間更新されていない
- プラグインの開発が終了している
- PHPのバージョンが古い
- バックアップが取得されていない
- セキュリティ対策の状況が分からない
こうした問題は、ホームページの見た目だけでは判断できません。
現在もホームページが表示されているからといって、適切に管理されているとは限らないという点に注意が必要です。
PHP 5系を使い続けるリスク
セキュリティ修正が提供されない
PHP 5系は公式サポートが終了しているため、PHP開発元による新しいセキュリティ修正が提供されません。
そのため、未修正の脆弱性が残る可能性があります。
WordPressの更新が難しくなる
新しいWordPressでは、PHP 5系のような古い環境をサポートしていません。
PHPが古いことによって、WordPress本体を新しいバージョンへ更新できない場合があります。
プラグインや機能の追加が難しくなる
新しいプラグインでは、一定以上のPHPバージョンが必要になる場合があります。
そのため、PHP 5系では必要なプラグインを利用できなかったり、機能追加が難しくなったりする可能性があります。
将来的な改修費用が大きくなる可能性がある
PHP 5系から現在のPHP 8系へ移行する場合、プログラムの仕様変更による影響が大きくなることがあります。
独自に制作されたWordPressテーマやプラグインでは、PHPコードの修正が必要になる場合もあります。
古い環境を使い続けるほど、将来的な更新時に調査や改修が必要になる可能性があります。
自社サイトのPHPバージョンを確認する方法
PHPのバージョンは、WordPress管理画面やレンタルサーバーの管理画面から確認できる場合があります。
WordPress管理画面から確認する
- WordPress管理画面にログインする
- 「ツール」を選択する
- 「サイトヘルス」を開く
- 「情報」を選択する
- 「サーバー」を開く
- PHPのバージョンを確認する
ただし、古いWordPressでは「サイトヘルス」機能が利用できない場合があります。
レンタルサーバーから確認する
エックスサーバーなどのレンタルサーバーでは、サーバー管理画面からPHPバージョンを確認できる場合があります。
エックスサーバーでは「PHP Ver.切替」から、対象ドメインの設定を確認できます。
バージョンを確認するだけであれば、設定を変更する必要はありません。
PHP 5系からPHP 8系へ変更する際の注意点
PHP 5系からPHP 8系への変更では、特に注意が必要です。
PHP 5系とPHP 8系では、プログラムの仕様に大きな違いがあります。
そのため、古いWordPressサイトでPHPのバージョンだけを変更すると、次のような不具合が発生する可能性があります。
- ホームページが真っ白になる
- 500エラーが発生する
- WordPress管理画面にログインできない
- お問い合わせフォームが動作しない
- 独自の機能が正常に動かなくなる
特に、独自テーマや古いプラグインを使用している場合は、事前の互換性確認が重要です。
PHP 5系からの更新は、単なるバージョン切り替えではなく、WordPress全体の改修が必要になる場合があります。
古いWordPressサイトはどう対応すればよい?
長期間更新していないWordPressサイトでは、PHPだけでなく、サイト全体の状態を確認することが重要です。
基本的には、次の流れで対応を検討します。
- 現在のPHP・WordPressバージョンを確認する
- テーマ・プラグインの構成を調査する
- ファイルとデータベースのバックアップを取得する
- テスト環境を用意する
- 新しいPHP・WordPressとの互換性を検証する
- 必要なプログラムを修正する
- 本番環境を更新する
- 表示やお問い合わせフォームなどの動作を確認する
なお、古いサイトでは、現在のサーバー環境そのものが新しいPHPに対応していない場合もあります。
その場合は、サーバー移行を含めて検討する必要があります。
制作会社に相談した方がよいケース
次のような企業サイトでは、WordPressの保守・改修に対応する制作会社へ相談することをおすすめします。
- PHP 5.6などの古いPHPを使用している
- WordPressを5年以上更新していない
- 独自にカスタマイズされたテーマを使用している
- プラグインが長期間更新されていない
- 以前の制作会社と連絡が取れない
- サーバーの管理状況が分からない
- PHPを更新するとホームページが表示されなくなる
特に、PHP 5系からPHP 8系への移行では、テーマやプラグインの改修が必要になる可能性があります。
そのため、現在の環境を調査し、必要な作業を整理したうえで更新することが重要です。
よくある質問
Q. PHP 5.6はまだ使えますか?
サーバー環境によっては現在も動作する場合がありますが、PHP開発元による公式サポートは2018年に終了しています。
継続利用については、セキュリティや互換性の観点から注意が必要です。
Q. WordPressを5年間更新していない場合、PHP 5系ですか?
必ずしもPHP 5系とは限りません。
WordPressとPHPは別々に管理されているため、現在のPHPバージョンを確認する必要があります。
Q. PHP 5.6からPHP 8系へ直接変更できますか?
サーバーの機能として変更できる場合はありますが、WordPressやテーマ、プラグインが正常に動作するとは限りません。
事前に互換性を確認し、必要に応じてプログラムを修正することが重要です。
Q. PHP 5系のWordPressは修正できますか?
サイトの構成やプログラムの状態によっては修正できる場合があります。
ただし、古いテーマやプラグインが原因で、大幅な改修や再構築が必要になる場合もあります。
Q. 他社で制作したWordPressでも対応してもらえますか?
他社で制作されたWordPressサイトでも、対応できる制作会社があります。
ただし、管理権限や独自カスタマイズの内容などによって対応可否が異なります。
まとめ|5年以上更新していないWordPressサイトはPHPも確認しよう
PHP 5.6は、2018年12月31日に公式サポートが終了しています。
現在もPHP 5系を使用している場合は、セキュリティやWordPressとの互換性などの問題がないか確認する必要があります。
特に、5年以上更新していないWordPressサイトでは、PHPも古いままになっている可能性があります。
ただし、WordPressとPHPは別々に管理されているため、実際のバージョンを確認することが重要です。
長期間更新していない企業サイトでは、PHPだけでなくWordPress本体、テーマ、プラグイン、サーバー環境を含めて見直すことをおすすめします。
PHP 5系・古いWordPressサイトの更新についてご相談ください
大阪本町を拠点とする株式会社リバースでは、WordPressサイトの改修・保守管理に関するご相談を承っています。
「PHP 5.6のままになっている」
「WordPressを5年以上更新していない」
「PHPを更新するとホームページが壊れないか心配」
「以前の制作会社と連絡が取れない」
「古いWordPressサイトを安全に更新したい」
このような場合は、現在のサイト環境を確認したうえで、必要な作業や対応方法をご案内します。
他社で制作されたWordPressサイトについても、対応可否を含めてご相談いただけます。
PHPのバージョン確認・アップデート・WordPressの改修や保守管理について、お気軽にお問い合わせください。
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