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ホームページのID・パスワードが不明な場合の対処法

2026.6.6WordPress保守・復旧

【目次】

「ホームページを更新したいが、管理画面のID・パスワードが分からない」
「以前の担当者が退職し、ログイン情報が社内に残っていない」
「制作会社へ任せていたため、サーバーやドメインの管理方法も分からない」

このようなお悩みはありませんか。

ホームページを長く運用していると、担当者の退職、社内の引き継ぎ不足、制作会社の変更などにより、管理に必要なID・パスワードが分からなくなることがあります。

一口に「ホームページのID・パスワード」といっても、実際には複数の管理情報があります。

たとえば、WordPress管理画面、サーバー管理画面、ドメイン管理画面、FTP、メールなどです。

どの情報が必要なのかを整理せずに設定を変更すると、ホームページが表示されなくなったり、会社のメールに影響したりする可能性があります。

ただし、ID・パスワードが分からないからといって、すぐにホームページ全体を作り直す必要があるとは限りません。

まず、分かる情報と分からない情報を整理し、順番に確認することが大切です。

この記事では、ホームページのID・パスワードが不明な場合の対処法について、分かりやすく解説します。


ホームページのID・パスワードが不明な場合はどうする?

ホームページのID・パスワードが分からない場合は、焦って設定を変更せず、まず何の情報が不足しているのかを整理しましょう。

たとえば、次のような状態があります。

  • ・WordPress管理画面へログインできない
  • ・管理画面のURL自体が分からない
  • ・ログインIDは分かるが、パスワードが分からない
  • ・パスワード再設定用のメールが届かない
  • ・サーバーの契約先やログイン情報が分からない
  • ・ドメインの契約先やログイン情報が分からない
  • ・FTP情報が分からない
  • ・会社メールの設定情報が分からない
  • ・以前の制作会社と連絡が取れない

まず、次の順番で確認しましょう。

  • ・不足しているID・パスワードを整理する
  • ・社内に残っている資料を探す
  • ・WordPressの登録メールアドレスを確認する
  • ・制作会社へ問い合わせる
  • ・サーバーとドメインの管理状況を確認する
  • ・難しい場合は別の制作会社へ相談する

すべての情報がそろっていなくても問題ありません。

分かる範囲から整理することが、最初の一歩です。


まず確認|どのID・パスワードが分からないのか整理する

ホームページの管理には、複数のID・パスワードが使われている場合があります。

まず、どの情報が分からないのかを整理しましょう。

WordPress管理画面のログイン情報

文章修正、画像差し替え、ブログ投稿などに使用します。

  • ・管理画面のURL
  • ・ログインID
  • ・パスワード
  • ・登録メールアドレス

サーバー管理画面のログイン情報

ホームページのデータ、バックアップ、メール、サーバー契約などを確認するときに必要になる場合があります。

  • ・サーバー会社
  • ・契約者名義
  • ・管理画面のURL
  • ・ログインID
  • ・パスワード
  • ・登録メールアドレス

ドメイン管理画面のログイン情報

ホームページのURLや契約更新を管理するために必要です。

  • ・ドメイン管理会社
  • ・契約者名義
  • ・管理画面のURL
  • ・ログインID
  • ・パスワード
  • ・登録メールアドレス

FTP情報

ホームページのファイルを確認・更新するときに必要になる場合があります。

  • ・接続先サーバー
  • ・ユーザー名
  • ・パスワード
  • ・接続方式

メール設定情報

会社の独自ドメインメールを使用している場合は、ホームページと同じサーバーで管理していることがあります。

  • ・メールアドレス
  • ・パスワード
  • ・受信サーバー
  • ・送信サーバー

文章修正やブログ投稿だけであれば、WordPress管理画面の情報だけで対応できる場合があります。

一方で、不具合調査、バックアップ、制作会社変更、サーバー移行などでは、複数の管理情報が必要になる場合があります。


確認1|社内に残っている資料を探す

ID・パスワードが分からない場合は、まず社内に残っている資料を確認しましょう。

以前の担当者が個人で管理していたように見えても、過去のメール、契約書、共有フォルダなどに情報が残っている場合があります。

次の資料を確認します。

  • ・ホームページ制作時の契約書
  • ・見積書
  • ・請求書
  • ・制作会社との過去のメール
  • ・社内の共有フォルダ
  • ・パスワード管理ツール
  • ・担当者の引き継ぎ資料
  • ・操作マニュアル
  • ・ブラウザに保存されているログイン情報
  • ・経理担当者が保管している支払い情報

過去のメールを検索するときは、次のような言葉を入力してみましょう。

  • ・WordPress
  • ・管理画面
  • ・ログイン
  • ・パスワード
  • ・ホームページ
  • ・サーバー
  • ・ドメイン
  • ・FTP
  • ・メール設定
  • ・保守管理
  • ・バックアップ

制作会社名、サーバー会社名、ドメイン管理会社名が分かる場合は、それぞれの名称でも検索しましょう。

ログイン情報が見つかった場合は、担当者個人のパソコンやメールだけに保存せず、社内ルールに沿って安全に管理することが大切です。


確認2|WordPress管理画面のログイン情報を確認する

WordPressで作られたホームページの場合は、管理画面へログインできるか確認しましょう。

一般的には、ホームページのURLの末尾に、

/wp-admin/

または、

/wp-login.php

を付けると、ログイン画面が表示される場合があります。

たとえば、

https://example.com/wp-admin/

のような形式です。

ただし、セキュリティ対策などにより、管理画面のURLが変更されている場合もあります。

一般的なURLでログイン画面が表示されない場合は、次の資料を確認しましょう。

  • ・制作会社から届いたメール
  • ・操作マニュアル
  • ・社内の引き継ぎ資料
  • ・共有フォルダ
  • ・ブラウザのお気に入り
  • ・パスワード管理ツール

管理画面のURLが分からない状態で、無理に複数のURLへアクセスする必要はありません。

まず、社内に残っている情報を確認しましょう。


確認3|登録メールアドレスからパスワードを再設定する

WordPress管理画面のURLと、ログインIDまたは登録メールアドレスが分かる場合は、パスワードを再設定できることがあります。

ログイン画面に表示される、

「パスワードをお忘れですか?」

などの案内から再設定を進めます。

ただし、次のような場合は、自社で再設定できないことがあります。

  • ・登録メールアドレスが分からない
  • ・退職した担当者の個人メールアドレスになっている
  • ・以前の制作会社のメールアドレスになっている
  • ・現在使用していない古いメールアドレスになっている
  • ・パスワード再設定メールが届かない

再設定メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダも確認しましょう。

また、何度も再設定を繰り返すのではなく、現在登録されているメールアドレスを確認することが大切です。

判断が難しい場合は、制作会社やWordPress保守に対応できる会社へ相談しましょう。


確認4|ホームページを制作した会社へ問い合わせる

ホームページを制作した会社が分かる場合は、現在の管理状況を確認しましょう。

次の内容を問い合わせます。

  • ・WordPress管理画面のURL
  • ・自社用の管理者アカウントがあるか
  • ・自社用の管理者アカウントを発行できるか
  • ・登録されているメールアドレス
  • ・ログイン情報の再設定方法
  • ・サーバー会社と契約名義
  • ・ドメイン管理会社と契約名義
  • ・FTP情報の管理状況
  • ・バックアップの取得状況
  • ・現在の保守管理契約の内容

担当者個人のメールアドレスだけでなく、制作会社の代表メール、問い合わせフォーム、代表電話、保守管理の専用窓口なども確認しましょう。

担当者が退職、休職、異動している可能性もあります。

ログイン情報を共有してもらう場合は、メール本文へ直接記載するのではなく、安全な共有方法について確認することも大切です。


確認5|サーバー管理画面の情報を確認する

WordPressのログイン情報が分からない場合や、不具合の原因を確認したい場合は、サーバーの管理状況も確認しましょう。

サーバーとは、ホームページのデータを保管し、インターネット上に表示するための場所です。

次の内容を確認します。

  • ・利用しているサーバー会社
  • ・契約者名義
  • ・管理画面のURL
  • ・ログインID
  • ・登録メールアドレス
  • ・契約の更新期限
  • ・自動更新が設定されているか
  • ・バックアップ機能があるか
  • ・会社のメールも同じサーバーで管理しているか

サーバー管理画面のパスワードが分からない場合は、契約時に登録したメールアドレスから再設定できる場合があります。

ただし、登録メールアドレスが制作会社のものになっている場合や、契約名義が分からない場合は、自社だけでは確認できないことがあります。

その場合は、制作会社やサーバー会社の窓口へ確認しましょう。

操作方法が分からない状態でサーバー設定を変更すると、ホームページや会社メールへ影響する可能性があります。

無理に設定を変更せず、必要に応じて専門会社へ相談しましょう。


確認6|ドメイン管理画面の情報を確認する

ホームページを継続して運用するためには、ドメインの管理状況も確認する必要があります。

ドメインとは、ホームページの住所にあたるものです。

たとえば、当社サイトの場合は、

トップページ

の「rebirth-ad.com」がドメインです。

次の内容を確認しましょう。

  • ・ドメイン管理会社
  • ・契約者名義
  • ・管理画面のURL
  • ・ログインID
  • ・登録メールアドレス
  • ・更新期限
  • ・自動更新が設定されているか
  • ・登録されている支払い方法は有効か

ドメインの更新が行われないと、ホームページが表示されなくなる可能性があります。

また、独自ドメインのメールアドレスを使用している場合は、メールの送受信にも影響することがあります。

ドメインの契約名義が制作会社になっている場合は、今後の管理方法や引き継ぎ方法を確認しましょう。


FTP情報やメール設定も確認する

ホームページの更新や引き継ぎでは、WordPress、サーバー、ドメイン以外の情報が必要になる場合もあります。

たとえば、FTP情報です。

FTPは、ホームページのファイルを確認・更新するときに使用されることがあります。

次の内容を確認しましょう。

  • ・接続先サーバー
  • ・ユーザー名
  • ・パスワード
  • ・接続方式
  • ・接続先フォルダ

また、会社のメールを独自ドメインで使用している場合は、メール設定情報も整理しておくと安心です。

  • ・メールアドレス
  • ・パスワード
  • ・受信サーバー
  • ・送信サーバー
  • ・利用しているメールソフト
  • ・管理者用の連絡先

文章修正やブログ投稿だけであれば、FTP情報やメール設定が不要な場合もあります。

一方で、不具合調査、サーバー移行、制作会社変更に伴う引き継ぎでは、確認が必要になることがあります。


制作会社と連絡が取れない場合はどうする?

以前の制作会社から返信がない、担当者が退職している、制作会社が廃業しているなどの理由で、ID・パスワードを確認できない場合もあります。

このような場合でも、すぐにホームページ全体を作り直す必要があるとは限りません。

まず、次の情報を整理しましょう。

  • ・ホームページのURL
  • ・WordPress管理画面のURLが分かるか
  • ・WordPressのログインIDが分かるか
  • ・登録メールアドレスが分かるか
  • ・サーバー会社はどこか
  • ・サーバー管理画面へログインできるか
  • ・ドメイン管理会社はどこか
  • ・サーバーとドメインの契約名義は誰か
  • ・FTP情報が残っているか
  • ・バックアップが残っているか
  • ・現在更新したい内容は何か

すべての情報が分からなくても問題ありません。

分かる範囲で整理し、別の制作会社へ相談する方法もあります。

ホームページに不具合がある場合は、こちらもご覧ください。
ホームページの緊急復旧・トラブル対応はこちら


ID・パスワードが不明な状態で避けたいこと

ホームページのID・パスワードが分からない場合は、焦って複数の設定を変更しないことが大切です。

特に、次のような操作には注意しましょう。

  • ・推測したパスワードで何度もログインを試す
  • ・サーバー管理画面の設定を無理に変更する
  • ・ドメインの設定を変更する
  • ・データベースを直接操作する
  • ・WordPress本体やプラグインを無計画に更新する
  • ・複数のアカウントを無計画に作成する
  • ・第三者へログイン情報を安易に共有する
  • ・バックアップを確認せずに作業する

誤った設定変更によって、ホームページが表示されなくなったり、会社のメールへ影響したりする可能性があります。

また、第三者へログイン情報を共有するときは、メール本文やチャットへ直接記載するのではなく、安全な共有方法を確認しましょう。

判断が難しい場合は、専門会社へ相談することをおすすめします。


復旧後に整理しておきたい管理情報

ホームページを管理できる状態になったら、今後同じ問題が起きないように管理情報を整理しましょう。

少なくとも、次の内容は社内で確認できる状態にしておくことが大切です。

  • ・ホームページのURL
  • ・WordPress管理画面のURL
  • ・自社用の管理者アカウント
  • ・日常更新用の担当者アカウント
  • ・WordPressの登録メールアドレス
  • ・制作会社の連絡先
  • ・保守管理の対応範囲
  • ・サーバー会社と契約名義
  • ・サーバーの更新期限
  • ・ドメイン管理会社と契約名義
  • ・ドメインの更新期限
  • ・FTP情報
  • ・バックアップの取得状況
  • ・問い合わせフォームの通知先
  • ・会社メールの管理状況
  • ・不具合が起きたときの相談先

管理者アカウントでは、ホームページ全体に関わる重要な設定を変更できます。

日常的なブログ投稿や文章修正には、必要な範囲だけを操作できる担当者用アカウントを使用し、管理者アカウントは安全に保管する方法もあります。

また、担当者が退職や異動をした場合に備えて、簡単な引き継ぎ資料を作成しておくと安心です。


別の制作会社へ管理状況の確認を依頼できる?

以前の制作会社へ連絡できない場合や、ID・パスワードを整理したい場合は、別の制作会社へ相談する方法もあります。

たとえば、次のような内容です。

  • ・WordPress管理画面のURLを確認したい
  • ・WordPressへログインできない原因を確認したい
  • ・自社用の管理者アカウントを用意したい
  • ・退職した担当者のアカウントを整理したい
  • ・サーバーやドメインの管理状況を整理したい
  • ・FTP情報を確認したい
  • ・バックアップの有無を確認したい
  • ・文章や画像を部分修正したい
  • ・今後のWordPress保守も相談したい

対応できる範囲は、ホームページの仕組み、サーバーの状態、契約内容、現在把握できている管理情報によって異なります。

すべての情報がそろっていなくても、相談を始めることはできます。

まず、ホームページのURLと、現在分からないことを整理しましょう。

WordPressの保守管理については、こちらもご覧ください。
WordPress保守・運用サポートはこちら


ID・パスワードが不明な場合のチェックリスト

ホームページのID・パスワードが不明な場合は、次の項目を確認しましょう。

  • ・WordPress管理画面のURLが分かるか
  • ・WordPressのログインIDが分かるか
  • ・WordPressの登録メールアドレスが分かるか
  • ・パスワード再設定メールを受信できるか
  • ・迷惑メールフォルダを確認したか
  • ・社内の共有フォルダを確認したか
  • ・過去のメールを検索したか
  • ・パスワード管理ツールを確認したか
  • ・操作マニュアルが残っていないか確認したか
  • ・制作会社へ問い合わせたか
  • ・サーバー会社が分かるか
  • ・サーバーの契約名義が分かるか
  • ・サーバー管理画面へログインできるか
  • ・ドメイン管理会社が分かるか
  • ・ドメインの契約名義が分かるか
  • ・FTP情報が残っているか
  • ・バックアップの有無を確認したか
  • ・会社メールの管理状況を確認したか
  • ・難しい場合は別の制作会社へ相談したか
  • ・復旧後の社内管理方法を決めたか

すべてを一度に整理する必要はありません。

まず、WordPress管理画面のURL、登録メールアドレス、制作会社の連絡先、サーバー会社、ドメイン管理会社から確認しましょう。


まとめ|分かる情報から順番に整理する

ホームページのID・パスワードが不明な場合は、まず何の情報が分からないのかを整理しましょう。

主に確認したい内容は、次のとおりです。

  • ・WordPress管理画面のURL、ログインID、登録メールアドレス
  • ・サーバー会社、契約名義、管理画面の情報
  • ・ドメイン管理会社、契約名義、管理画面の情報
  • ・FTP情報
  • ・会社メールの設定情報
  • ・制作会社の連絡先
  • ・バックアップの取得状況

WordPressの登録メールアドレスを確認できる場合は、ログイン画面からパスワードを再設定できることがあります。

一方で、登録メールアドレスが退職者や制作会社のものになっている場合、制作会社と連絡が取れない場合、サーバーやドメインの管理状況も分からない場合は、専門会社へ相談した方がよい場合があります。

以前の制作会社へ連絡できなくても、すぐにホームページ全体を作り直す必要があるとは限りません。

分かる情報から整理し、別の制作会社へログイン情報の確認、文章修正、画像差し替え、保守管理などを相談する方法もあります。

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